Excelはその強力な機能と多機能性により、多くの業務で不可欠なツールとなっています。しかし、その同時にその機能の多さは画面が混雑し、作業に集中するのが難しくなることもあります。そこで今日は、Excelで全画面表示に切り替えるショートカットキーとその解除方法についてご紹介します。これにより、スクリーンの混雑を取り除き、作業に集中できる環境を手軽に設定できます。
全画面表示に切り替えるショートカットキー
Excelでは、全画面表示に切り替えることで、余計な情報を排除し、作業内容に集中することができます。そのためのショートカットキーは以下の通りです。
CTRL + SHIFT + F1
このショートカットキーを押すと、リボン(Excelの上部にあるツールバー)が隠れ、より大きな作業スペースが得られます。これにより、データの視覚的な表示がより明確になります。
全画面表示の解除ショートカットキー
全画面表示は便利ですが、リボンにある機能にアクセスする必要がある場合もあります。そのような時には、全画面表示を解除することで、全ての機能を再度利用することができます。全画面表示の解除は以下のショートカットキーで行えます。
再度、CTRL + SHIFT + F1
全画面表示の切り替えと解除は同じショートカットキーで操作できます。これは、覚えやすさを考慮した優れた設計です。
表示タブに「全画面表示」ボタンを設定する方法
以前はリボンの表示タブに全画面表示の項目があったのですが、Excel2013から標準から削除されました。ショートカットキーで操作可能ですが、項目に追加したい場合は設定で追加します。その手順を下記に示しています。
手順1:リボンを右クリックして「リボンのユーザー設定」を選択
手順2:右部の表示タブを選択
手順3:「新しいグループ」を追加
手順4:コマンドの選択で「リボンにないコマンド」を選択
手順5:「全画面表示の切り替え」を追加
手順6:「OK」を押下
まとめ
Excelの全画面表示は、作業に集中するためには便利です。そして、ショートカットキーを使用することで、その切り替えが手軽に行えます。しかし、全画面表示が常に最善の選択とは限りません。作業内容によってはリボンのツールが必要になる場合もあります。そのため、全画面表示と通常表示を適切に切り替えて、最も効率的な作業環境を作り出してください。
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