Excelで余白をなくして用紙いっぱいに印刷するには、「ページレイアウト」タブの「余白」→「ユーザー設定の余白」で上下左右とヘッダー・フッターをすべて0に設定します。ただしプリンターには構造上印刷できない領域(非印字領域)があるため、Excel側を0にしても紙のフチまで完全にゼロにはできません。完全な余白なしにするにはプリンター側の「フチなし印刷」が必要です。この記事では設定手順と、余白が消えない場合の対処を解説します。
余白を「完全に」ゼロにできるかどうか
先に前提を整理しておきます。「余白を完全になくしたい」場合、Excel側の設定だけでは実現できません。
| やりたいこと | 必要な設定 |
|---|---|
| 余白をできる限り小さくする | Excelの「ユーザー設定の余白」をすべて0に(この記事の手順) |
| 紙のフチまで完全に印刷する | プリンター側の「フチなし印刷」設定。対応していない機種では不可 |
一般的なインクジェット複合機は写真印刷用にフチなし印刷に対応していることが多い一方、オフィス向けのレーザープリンターは非対応の機種がほとんどです。Excel側を0にしても数ミリの余白が残る場合、それはプリンターの仕様である可能性が高いと考えてください。なおヘッダー・フッターの余白も0にしないと、上下だけ余白が残ります。見落としやすいので手順4で必ず設定してください。

関連リンク
【エクセル】印刷範囲を設定する方法|印刷テクニック完全ガイド余白なしに設定する方法
手順1:「ページレイアウト」タブを選択
上部タブのメニューの中の「ページレイアウト」タブを選択します。

手順2:「余白」を選択
「ページ設定」グループ内の「余白」を選択します。

手順3:「ユーザー設定の余白」を選択
表示されるメニュー下部の「ユーザー設定の余白」を選択します。

手順4:「上、左、右、下、ヘッダー、フッター」をそれぞれ「0」に設定
余白の幅を数値で指定できるので、「上、左、右、下、ヘッダー、フッター」をそれぞれ「0」に設定します。

手順5:「OK」を押下

印刷時に余白をなくすことができました。
「CTRL + P」を押下し、印刷プレビューを表示させると、余白がなくなったのがわかります。それでも余白が残ってしまう場合はプリンター側の設定の問題などの可能性があるので、下部で紹介している対処方法を試してみてください。

余白が残ってしまう場合の対処法
確認点1:「プリンターのプロパティ」の設定確認
上記方法で設定しても余白が残ってしまう原因はプリンター側の設定によることが多いです。印刷プレビュー時に「プリンターのプロパティ」から別途プリンター側の余白をなしにしたり、フチなし全面印刷に設定したりする必要があります。使っているプリンターによってそれぞれ設定項目が違うので、プリンターのマニュアルを参照するか、自身で設定項目を探し出すと良いでしょう。プリンターの機種によってはフチなし印刷(余白なし)を設定できない場合があります。

確認点2:「改ページプレビュー」で余計な余白が設定されていないかを確認

「表示」タブから「改ページプレビュー」モードに切り替えて、印刷範囲に余計な余白が含まれていないかを確認します。下記のように余計な余白が含まれている場合は、青い線をドラッグして調整する必要があります。修正手順は下記の通り
- 「表示」タブを選択
- 「改ページプレビュー」モードに切り替え
- 余計な余白がある場合、青い線をドラッグして調整

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