【エクセル】WEEKDAY関数の使い方(曜日を数値で取得する)

Excelには曜日を数値で取得するWEEKDAY関数が用意されています。ここではWEEKDAY関数の機能と使い方について解説します。

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日付から曜日を自動表示する方法(セルの書式設定)
日付から曜日を自動表示する関数の使い方
WEEKNUM関数の使い方(特定の日付の週番号を取得)
NETWORKDAYS関数の使い方(2つの日付の間の営業日数を取得)
WORKDAY関数の使い方(指定営業日後の日付を返す)

目次

WEEKDAY関数とは

ExcelのWEEKDAY関数は日付データを受け取り、曜日を表す1〜7の数値を返します。デフォルトでは、WEEKDAY関数は日曜日に対して「1」、土曜日に対して「7」を返しますが、第2引数の「週の基準」で月曜を「1」もしくは「0」に設定することが可能です。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です

WEEKDAY関数の構文

=WEEKDAY(シリアル値,週の基準
  • シリアル値:日付データを指定します。シリアル値とは日付データの裏側で持っている数値のことで、日付データをセル参照していれば内部的にシリアル値として計算しています。
  • 週の基準:この引数は省略可能です。デフォルトは1です。設定数値に対する機能の説明は下記の表のとおりです。
週の基準の設定値 説明
1 or 省略 日曜日を「1」とし、土曜日を「7」とする
2 月曜日を「1」とし、日曜日を「7」とする
3 月曜日を「0」とし、日曜日を「6」とする
11 月曜日を「1」とし、日曜日を「7」とする
12 火曜日を「1」とし、月曜日を「7」とする
13 水曜日を「1」とし、火曜日を「7」とする
14 木曜日を「1」とし、水曜日を「7」とする
15 金曜日を「1」とし、木曜日を「7」とする
16 土曜日を「1」とし、金曜日を「7」とする
17 日曜日を「1」とし、土曜日を「7」とする

WEEKDAY関数の使用例

使用例1:デフォルトの週の基準でのテスト

セル参照で日付データを参照して対応する数値を返している例です。第2引数を省略しているので週の基準はデフォルトの日曜日が1となっています。

=WEEKDAY(B3)
結果 → 1

使用例2:水曜であれば定休日と表示する例

IF関数と組み合わせて水曜日を表す4が返ってきたら「定休日」と表示し、そうでなければ空欄を返す例です。空欄は「””」で表します。

=IF(WEEKDAY(B3)=4,"定休日","")
結果 → 空の文字列("")

WEEKDAY関数の要点

  • デフォルトでは、WEEKDAYは日曜日に1を返し、土曜日に7を返します。
  • WEEKDAYは、日付が空の場合でも値(7)を返します。

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おすすめの解説動画

WEEKDAY関数の使い方をシンプルに説明している動画です。ただ1点、注意点があり、TEXT関数と組み合わせることで曜日を表示できる方法についても解説していますがこれはあくまでシリアル値の1が表す1900/1/1が日曜であるから成立する方法なので、第2引数に1以外の数値を指定している場合はずれる可能性があります。

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