Excelの特定の関数にはワイルドカードという特殊な文字列が使えます。ワイルドカードは非常に便利なので、ぜひ使い方をマスターしましょう。
目次
ワイルドカードとは
関数に指定する検索値などに「〜を含む」や「〜の文字から始まる」「〜の文字で終わる」などの条件を加えることができる特殊な文字列のことを指します。 ワイルドカードの文字列は「*」(アスタリスク)と「?」(クエスチョン)を指し、これらを組み合わせて条件を指定します。ワイルドカードはすべての関数で使用できるわけではなく、VLOOKUP関数、MATCH関数、COUNTIF関数などで使用できます。
ワイルドカード | 説明 |
---|---|
* | 0文字以上の任意の文字列を表す |
? | 1文字の任意の文字列を表す |
使用例
ワイルドカードの具体的な使用例をいくつか紹介します。「*」や「?」を文字列として検索したい場合は「~*」のように半角のチルダ (~) を付けます。
使用例 | 説明 |
---|---|
*A* | Aを含む文字列を表します。 |
A* | Aで始まる文字列を表します。 |
*A | Aで終わる文字列を表します。 |
A*E | Aで始まり、Eで終わる文字列を表します。 |
~** | *から始まる文字列を表します。 |
MATCH関数を使った使用例
MATCH関数で検索値にワイルドカードを使う例です。検索値に「下*」と指定することで「下」という文字から始まる文字にマッチします。
=MATCH("下*",B3:B12,0)
結果 → 4
ワイルドカードが使用できる関数
VLOOKUP関数、HLOOKUP関数、XLOOKUP関数、MATCH関数、XMATCH関数、SUMIF関数、SUMIFS関数、COUNTIF関数、COUNTIFS関数、AVERAGEIF関数、AVERAGEIFS関数、SEARCH関数などで使用できます。
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ワイルドカードの「*(アスタリスク)」の使い方について解説している動画です。具体的な使用例を交えて解説しているのでおすすめです。
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