Excelには数値データの数を数えるCOUNT関数が用意されています。ここではCOUNT関数の機能と使い方について解説します。
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DCOUNT関数の使い方(データ内の条件が一致する数値データをカウント)
DCOUNTA関数の使い方(データ内の条件一致するレコードをカウント)
COUNT関数とは
ExcelのCOUNT関数は、文字列や空白セルは無視をして、数値を含むセルの数を返します。引数に指定する値は、セル参照、または範囲として指定できます。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です
COUNT関数の構文
- 値1:数値の数を数えたいセルまたはセル範囲を指定します。
- 値2:2つ目以降は省略可能です。数値の数を数えたいセルまたはセル範囲を指定します。最大で255個設定することができます。
COUNT関数の使用例
使用例1:セル範囲で指定してカウント
引数にセル範囲であるB3:B8を指定してカウントしています。この例だとカウントされているのは水色の矢印のセルになり、文字列、空白セルは無視されているのがわかります。日付データは内部的にはシリアル値と呼ばれる数値データなので、数値としてカウントされます。
=COUNT(B3:B8)
結果 → 4
使用例2:直接値を指定してカウント
引数にセル参照やセル範囲でなく、直接値を指定してカウントしています。文字列の場合は””で囲む必要があります。
=COUNT(1,"apple",25)
結果 → 2
COUNT関数の要点
- COUNT関数は最大255個の引数を処理できます。
- COUNTは論理値であるTRUE、FALSEを無視します。
- COUNTは、文字列や空白セルを無視します。
- 日付データは内部的にはシリアル値という数値データであるためカウントされます。
- 数値以外の論理値、文字列、エラー値の数も合わせて数えたい場合はCOUNTA関数を使用します。
- 指定する条件を満たす数値だけ計算の対象としたい場合は、COUNTIF関数、 COUNTIFS関数が便利です。
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