Excel

【エクセル】チェックボックスを一括クリアする方法|VBA不要のやり方も

チェックボックスを一括でクリア(オフ)するには、VBAを使わなくても、フォームコントロールのチェックボックスなら「オブジェクトの選択」→「コントロールの書式設定」から一括でオフにできます。ボタン1つで押すたびにクリアしたい場合はVBAが必要です。この記事ではVBA不要の方法とVBAでボタン化する方法の両方を解説します。

VBA不要で一括クリアする方法(フォームコントロール)

ボタンは不要で今すぐ一度だけクリアしたい場合は、この方法が簡単です。

  1. 「ホーム」タブの「検索と選択」→「ジャンプ」を選択します。
  2. 「ジャンプ」ダイアログの「セル選択」ボタンを押します。
  3. 「選択オプション」ダイアログで「オブジェクト」を選択してOKを押すと、シート上のチェックボックスがすべて選択されます。
  4. 「開発」タブの「プロパティ」を選択します。
  5. 「コントロールの書式設定」ダイアログの「コントロール」タブで「オフ」を選択してOKを押します。

この方法はマクロを使わないため、Excelのファイル形式を「.xlsm」に変更する必要がありません。ただし毎回この手順を繰り返す必要があるので、頻繁にクリアするならこの後解説するVBAボタンのほうが速いです。

Excel 365の新しいチェックボックス(セル内チェックボックス)の場合

「挿入」タブの「チェックボックス」から作成した新しいタイプ(セルの値がTRUE/FALSEと連動するタイプ)は、上記のフォームコントロール向けの手順が使えません。この場合は次のいずれかで一括クリアします。

  • オフにしたい:チェックボックスが入っているセル範囲を選択し、「スペースキー」を押します。選択範囲すべてのチェックが一括でオフになります。
  • チェックボックスごと削除したい:セル範囲を選択して「Delete」キーを押します。値だけでなくチェックボックス自体が削除されます。

VBAでボタン化して一括クリアする方法

Excelのチェックボックス(フォームコントロール)のチェックを、ボタンを押すたびに一括でクリアするにはVBAを使います。ここではその方法について詳しく解説していきます。コードをコピー・ペーストでそのまま活用できるようにしてあるので、VBAをわかっていない方でも実装可能です。

尚、一括クリアするボタンはマクロを使用するため、Excelは「.xlsm」形式である必要があります。

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チェックボックスについて網羅的に解説しているページは下記となります。

手順1:チェックボックスを用意する

一括クリアするためのチェックボックスを用意します。ここではチェックボックスの作成の方法は割愛しますが詳細を知りたい方は下記のリンクを参照してください。チェックボックスは2種類ありますが、ここではフォームコントロールのチェックボックスを使います。

手順2:開発タブの「Visual Basic」をクリックしVBEを表示

まずはチェックボックスのチェックをクリアするためのVBAを用意する必要があるため、開発タブのVisual BasicをクリックしてVBE(Visual Basic Editter)を開きます。開発タブが見当たらない方はExcelのオプション内の「リボンのユーザー設定」から開発タブを表示させる必要があります。詳しくは下記のリンクを参照してください。

手順3:「挿入」から標準モジュールを挿入する

VBEの「挿入」から「標準モジュール」をクリックして、VBAのコードを入力するためのウィンドウを開きます。

手順4:コードをコピーペーストする

開かれたModule1のウィンドウ内に下記のコードをそのままコピーペーストします。

Sub checkBoxClear()

'チェックボックスを格納する変数を定義
Dim chkBox As CheckBox

    '選択しているシート内のチェックボックス全てにループ処理
    For Each chkBox In ActiveSheet.CheckBoxes
    
        'もしチェックボックスがチェックされていたら
        If chkBox.Value = xlOn Then
            
            'チェックを外す
            chkBox.Value = xlOff
            
        End If
    
    Next chkBox

End Sub

手順5:シートに戻り、開発タブ内の「挿入」から「ボタン」を選択

次にボタンを作成するため、VBEを閉じてシートに戻り、開発タブ内の「挿入」から「ボタン」を選択します。

手順6:任意の場所にボタンを作成

任意の範囲をドラッグしてボタンを作成します。ボタンはオブジェクトとして自由な大きさに設定可能です。

手順7:「checkBoxClear」 を選択し、OKを押下する

ボタンに登録するマクロの選択で「checkBoxClear」を選択してOKを押下します。

手順8:ボタンのテキストを任意の名称に変更

最初はボタンのテキストがデフォルトに設定されているので任意のわかりやすい名前に変更します。
ボタンの編集方法はボタンを右クリックし、コンテキストメニューの項目から「テキストの編集」を選択して編集します。

ボタンを押すとチェックがクリアされるようになりました。

下記の画像のようにボタンを押下するとチェックがクリアされるようになりました。ここでエラーが出る方はマクロが有効化されていない可能性があるため「開発タブ」内の「マクロのセキュリティ」をクリックし、「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」に設定して、ブックを開き直してください。

関連リンク
チェックボックスの作り方・完全ガイド
チェックボックスの削除方法
チェックボックスをセルに埋め込む(セルに合わせる)方法
複数のチェックボックスを連動させる方法
チェックボックス連動で塗りつぶしなどの書式変更させる方法
チェックボックスの大きさを変更する方法
チェックボックスのチェックを一括クリアするボタンの作成方法
チェックボックスのチェックを自動集計する方法
チェックボックスをチェックできない時の対処方法

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