【コピペ版】シート名を取得し表示する方法
下記数式をセルに貼り付けると現在セルのシート名を取得して表示することが可能です。現在のシート名を取得し表示するには「CELL関数」といくつかの関数を組み合わせます。
=RIGHT(CELL("filename"),LEN(CELL("filename"))-FIND("]",CELL("filename")))
どういう理屈でシート名を取得しているのか?
上記の数式をセルにコピー・ペーストするとシート名表示されますが、どういう理屈でシート名が取得できているのでしょうか?順を追って説明していきます。
まず上記数式はCELL関数、RIGHT関数、LEN関数、FIND関数を組み合わせてシート名取得しています。それぞれの関数の概要は下記。
- CELL関数・・・引数に「”filename”」と記載することでファイルのフルパスとシート名を表示。
- RIGHT関数・・・文字列の末尾から、指定文字数分の文字列を返します。
- LEN関数・・・指定した文言の文字数を返します。
- FIND関数・・・対象文字列内で検索文字列が最初に現れる位置を検索し、その数値を返します。
1:「CELL(“filename”)」でファイル名を取得
上記数式ではCELL関数でファイル名を3回取得していますが、「=CELL(“filename”)」の返却値だけで見ると「\\Mac\Home\Desktop\[Book1.xlsx]Sheet1」のように返しています。これはディレクトリとファイル名とシート名の構成となり、ファイル名を[]で囲みその後にシート名が記載されています。
2:LEN(CELL(“filename”))-FIND(“]”,CELL(“filename”))でシート名の文字数を取得
FIND関数で「]」が何文字目にでてくるかを出して、フルパスの文字数から「]」までの文字数を引きます。そうするとシート名の文字数が答えとして出てきます。
3:RIGHT関数を使って、シート名を抜き出す
シート名の文字数を上記で求めたので、RIGHT関数を使ってシート名を抜き出すことができます。
関連リンク
CELL関数でファイル名を取得し表示する方法
FIND関数の使い方(文字列内の特定文字の場所を取得)
LEN関数の使い方(指定した文言の文字数を返す)
RIGHT関数の使い方(文字列の右側からテキストを抽出)
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