Excelには複数の値から一致した値に対応する結果を返すSWITCH関数が用意されています。ここではSWITCH関数の機能と使い方について解説します。
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目次
SWITCH 関数とは
ExcelのSWITCH関数は、検索値をリストと比較し、最初に一致した値に対応する結果を返します。一致するものが見つからない場合、SWITCH関数は設定したデフォルト値を返すことができます。複数のIF関数を組み合わせるよりもシンプルで読みやすいコードを作成することが可能です。
この関数の対応バージョンはExcel 2019以降です
SWITCH 関数の構文
基本的な使い方は次のとおりです。
=SWITCH (検索値,値1,結果1,値2,結果2,デフォルトの結果)
- 検索値:検索する値を指定します。セル参照や直接入力が可能です。
- 値1:検索値に一致する値の1つ目を指定します。設定必須となります。
- 結果1:検索値が値1と同じだった場合に返す結果を設定します。設定必須です。
- 値2:検索値に対応する2つ目の値を指定します。2つ目以降の値と結果の組み合わせは省略可能です。最大で126個の組み合わせが設定可能です。
- 結果2:検索値が値2と同じだった場合に返す結果を設定します。2つ目以降の値と結果の組み合わせは省略可能です。最大で126個の組み合わせが設定可能です。
- デフォルトの結果:検索値がどの値とも一致しなかった場合に返す値を設定します。省略可能です。
SWITCH 関数の使用例
使用例:基本的な使い方
タイプ1〜4に対して対応している結果を返します。1〜4以外のデータの場合はその他を返します。
=SWITCH(C3,1,"まじめ",2,"つよがり",3,"おひとよし",4,"のんびり","その他")
結果 → まじめ
SWITCH 関数の要点
- SWITCH関数は、最大126の値/結果のペアを処理できます。
- SWITCH関数は完全一致のみを実行するため、一致を判別するために「より大きい(>)」または「より小さい(<)」などの論理演算子を含めることはできません。論理演算子を含めたい場合は「IFS関数」を使用します。
- 一致するものが見つからない場合はデフォルトとして指定した値を返します。
- デフォルトの結果を指定せずに、どれにも一致しない場合は#N/Aエラーを返します。
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