【エクセル】NA関数の使い方(明示的に#N/Aエラーを表示する)

#N/Aエラーを明示的に出すことができるNA関数。ここではNA関数の機能と使い所について解説します。

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目次

NA関数とは

NA関数はExcelの関数の一つで、特定の条件下で”#N/A”(Not Available)エラーを表示するものです。このエラーは通常、データが見つからない場合や、検索したデータが存在しない場合に表示されます。この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です

NA関数の構文

NA関数の使い方は非常にシンプルです。式の中に”=NA()”と記述するだけで、そのセルに#N/Aエラーが表示されます。例えば、ある条件を満たしていない場合にエラーを表示させたいときに使います。

=NA()

NA関数の使用例

使用例1:情報がたりない際に#NAエラーを出す

=IF(C7="",NA(),B7*C7)
結果 → #N/A

下記のように商品単価と数量のデータから総額を計算しているようなデータがあった場合、情報が入力されていないだけなのに、空白を0と認識して計算すると間違ったデータになってしまうので、情報が足りない場合は明示的にエラーを出すようにしている例です。

NA関数の要点

  • NA関数は#N / Aエラーを返します。
  • #N / Aは「利用できない」もしくは「利用できる値がない」ことを意味します。
  • 数式内にNA関数を入れ込んで、情報が足りないときに意図的に#N / Aエラーを表示するなどの使い方ができます。

エクセルのNA関数は、特定の条件下で#N/Aエラーを明示的に表示するための便利なツールです。特に、データの不足や存在しない情報を明示的に示す場合に役立ちます。式の中に”=NA()”と記述するだけで使用することができ、その使い方は非常にシンプルです。

ExcelのNA関数に関するFAQ

Q:NA関数はどのバージョンのExcelから使用できますか?

A:NA関数はExcel 2003以降のバージョンで使用することができます。

Q:NA関数を使う主な目的は何ですか?

A:NA関数は特定の条件下で”#N/A”(Not Available)エラーを表示するために使用されます。データが見つからない場合や、検索したデータが存在しない場合などにこのエラーが表示されます。

Q:NA関数の具体的な使用例を教えてください。

A:商品単価と数量のデータから総額を計算する際などに、情報が入力されていないだけで空白を0と認識して計算すると誤ったデータになる可能性があるため、情報が足りない場合は明示的にエラーを出すようにするなどの使い方があります。

Q:NA関数のエラー”#N/A”は何を意味しますか?

A:”#N/A”エラーは「利用できない」もしくは「利用できる値がない」ことを意味します。特定の条件下でこのエラーを明示的に表示するためにNA関数が使用されます。

おすすめの解説動画

使い所がわかりにくいNA関数の使い所を詳しく解説している動画です。具体的な使い所を知ることでいざという時に使えるので見ておくことをおすすめします。

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