Excelにはn番目に大きい値を取得するLARGE関数が用意されています。ここではLARGE関数の機能と使い方について解説します。
目次
LARGE関数とは
ExcelのLARGE関数は、リスト内の数値を大きい順に並び替え、大きい順に数えて指定した順位の数値を返します。つまり、「n番目に大きい」値(1番目に大きい値、2番目に大きい値、3番目に大きい値など)を取得できます。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です
LARGE関数の構文
=LARGE(配列,順位)
- 配列:対象のセル範囲や配列を指定します。
- 順位:最大値から何番目に大きいに値を取得したいかを指定します。
LARGE関数の使用例
使用例1:基本的な使い方
点数が多い順にランキングを取得している例です。配列部分はセル範囲を絶対参照で指定し、順位は相対参照で参照しています。
=LARGE($C$3:$C$8,E3)
結果 → 100
LARGE関数の要点
- LARGE関数は、データセットからn番目に大きい値を取得する場合に役立ちます。たとえば、テストの点数が高い順にデータを取得する時などに役に立ちます。
- n番目に小さい値を取得するには、SMALL関数を参照してください。
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