Excelで下記のような斜めの線をセルに引きたい場合、セルの書式設定で簡単に設定することが可能です。ここではセルに斜めの線を引く手順について解説していきます。後半では応用編として、1つのセルに2つの項目名を斜線で区切って表示する方法について解説します。
関連リンク
【エクセル】画像や図形をぴったりとセルに合わせる方法
【エクセル】印刷時に図形がずれる場合の対処方法をわかりやすく解説
【エクセル】テキストボックスの使い方まとめ
セルに斜線を引く方法
手順1:斜線を引きたいセルを選択
斜線を引きたいセルを選択します。選択するセルは複数でも、結合したセルでも問題ございません。
手順2:「Ctrl + 1」を押下し、「セルの書式設定」を開く
セルの書式設定のショートカットキーの「Ctrl + 1」を押下し、「セルの書式設定」ダイアログボックスを開きます。Mac版のショートカットキーは下記を参考にしてください。
「セルの書式設定」ダイアログボックスを開く | WindowsCtrl1 |
---|---|
mac |
手順3:「罫線」タブを表示
「罫線」タブを押下し、表示します。
手順4:線のスタイルと色を選択
任意の「線のスタイル」と「色」を選択します
手順5:目的の斜線アイコンを押下
目的の斜線アイコンを押下します。左上から右下への罫線と、左下から右上への罫線があります。2つ組み合わせることも可能です。
手順6:「OK」を押下
完成:セルに斜線を引くことができました
応用編:斜線で区切って項目名を表示する方法
下記のように表の項目名を斜線で区切って表示する方法について解説します。
手順1:セルに斜線を引く
上記で説明しているセルに斜線を引く方法を参照し、セルに斜線を引きます。
手順2:項目名を続けて入力する
下記のように項目名を続けて入力します。
手順3:項目名の区切りにカーソルを合わせ「alt + ENTERキー」でセル内改行をする
項目名の区切り位置にカーソルを合わせ、Windowsであれば「alt + ENTERキー」でセル内改行します。Macの場合は「option + 1」となります。
同じセル内で改行する | WindowsaltEnter |
---|---|
mac |
手順4:1つ目の項目名の前に空白(スペース)を入力して位置を調整する
1つ目の項目名の前に空白(スペース)を入力して位置を調整します。ちょうど右上の斜線で分けたスペースの真ん中くらいであればきれいに見えます。
斜線で区切った項目名を表示できました
おすすめの解説動画
セルに斜めの線を引く方法と、斜め線を使って表の見出しを設定する方法について解説しています。わかりやすく解説しているのでおすすめです。
ショートカットキーの練習できます
当サイトはショートカットキーの練習を実際の動きを確認しながら練習できる機能がついています。繰り返し指を動かして練習ができるので、ゲーム感覚で遊んでいくうちに自然とショートカットキーが使えるようになれます。ショートカットキーは暗記するよりも実際に手を動かして練習していったほうが習得が早くなるので、是非当サイトをブックマークに登録し定期的に練習してみてください。下記のSTARTキーを押下すると練習を始められます。
※推奨ブラウザ Google Chrome