【エクセル】小数点以下や端数を切り上げる方法解説

2023 8/26

2023-08-26

Excelで小数点以下や端数の切り上げをするにはROUNDUP関数を使います。ここではROUNDUP関数の使い方について解説します。

小数点以下を切り上げる方法

エクセルで小数点以下を切り上げるには、ROUNDUP関数を使用します。以下にその使い方を解説します。

ROUNDUP関数の書式

ROUNDUP関するの書式は下記です。

数値：切り上げる対象の数値を指定します
桁数：切り上げる桁を指定します。詳細は下記に記載

ROUNDUP関数を使う(切り上げる桁を指定可能)

ROUNDUP関数を使って切り上げる方法について解説します。ROUNDUP関数は切り上げる桁を指定できます。

手順１：空白セルを選択

ROUNDUP関数を入力する空白のセルを選択します。

手順２：「=ROUNDUP(」と入力

関数を入力します入力の途中にサジェストが表示されるので、ROUNDUP関数の上でTABキーを押下すると自動入力されるので便利です

手順３：切り上げたい数値を指定

次に切り上げたい数値を指定します。ここではセル参照していますが、直接数値を入力しても差し支えないです。

手順４：「,」で区切り、切り上げたい桁数を指定

「,」で第１引数を区切り、切り上げたい桁数を指定します。小数点以下を切り上げたいときは0を指定します。指定する数値ごとの挙動は下記表をご参照ください。

数式	結果
=ROUNDUP(123.456,2)	123.46
=ROUNDUP(123.456,1)	123.5
=ROUNDUP(123.456,0)	124
=ROUNDUP(123.456,-1)	130
=ROUNDUP(123.456,-2)	200

手順５：「)」で関数を閉じ、ENTERキーを押下

完成

ExcelのROUNDUP関数に関するFAQ

Q：ROUNDUP関数以外で小数点以下を切り上げる方法はありますか？

A：はい、CEILING関数を使用することで、小数点以下を切り上げることができます。この関数は、指定した倍数に最も近い最小の整数に数値を切り上げます。

CEILING関数の使い方(数値を最も近い倍数に切り上げる)

Q：ROUNDUP関数はどのバージョンのExcelから使用できますか？

A：ROUNDUP関数は、Excel 2000以降のバージョンで使用することができます。

Q：ROUNDUP関数の切り上げる桁数に負の値を指定するとどうなりますか？

A：切り上げる桁数に負の値を指定すると、小数点より左の桁が切り上げられます。例えば、=ROUNDUP(123.456,-1)とすると結果は130になります。

まとめ

今回はエクセルで小数点以下や端数を切り上げる方法について解説しました。ROUNDUP関数やCEILING関数を使用すれば、あらゆる数値を簡単に切り上げることができます。これらの関数は、ビジネスや学習の場でのデータ処理をより効率的にするための強力なツールとなります。

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