Excelで掛け算をするには通常の「×」を数式バーに入力しても計算されません。ここではExcelで「*（アスタリスク）」を使って掛け算をする方法。また関数を使って掛け算をする方法について解説します。
Excelで掛け算をするには？
Excelで掛け算をするには「*（アスタリスク）」を使います。例えば「７×３」の計算をする場合、数式バーに「=7*3」と入力します。通常の掛け算の演算子の「×」はExcelでは意味をなさないので間違えないようにしましょう。
| 通常式 | エクセル式 |
|---|---|
| 7 × 3 | =7*3 |
エクセルで掛け算をする手順
実際にExcelで掛け算する方法について解説します。この例では、数値を直接入力するのではなく、別のセルに入力されている数値を参照し、掛け算をします。
手順１：空白セルを選択し「=」を入力
まず計算式を入力するための空白セルを選択し「=」を入力します。Excelは１文字目に「=」を入力すると以降は数式として認識します。逆に「=」を入力しなければExcelは計算をしません。
手順２：掛け算したい数値を設定
掛け算したい１つめの数値を設定します。この例ではB3をセル参照をしています。
手順３：「*」を入力
Excelで掛け算をする場合は「×」の代わりに「*（アスタリスク）」を入力します。
手順４：掛け算したいもう一つの数値を設定
掛け算したいもう一つの数値を設定します。直接入力しても良いですが、この例ではセル参照をしています。
手順５：ENTERキーを押下
ENTERキーを押下すると数式が確定され、掛け算の結果が返されます。無事掛け算することができました。
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「PRODUCT関数」を使って掛け算する方法
PRODUCT関数を使って掛け算する方法について解説します。掛ける数値が多くある場合はPRODUCT関数を使った方が見やすい場合もあります。また、選択した範囲に文字列が入っている場合もエラーを出さずに適切に処理してくれるという特性もあります。ケースバイケースで上記方法と使い分けましょう。
まずはPRODUCT関数の書式の説明
PRODUCT関数は設定した引数の積を返します。数値は最低1つ、最大で２５５個設定できます。数値は範囲での指定もできます。
GIFアニメーションでざっくり流れを見る
最初に下記のGIFアニメーションをみてざっくり流れを見ておくと、理解が早いです。
手順１：空白セルを選択し、「=PRODUCT(」と入力
関数を入力するために空白セルを選択し、PRODUCT関数を入力します。入力していくとサジェストが表示されるのでPRODUCT関数が表示されたら、TABキーを押下することで自動入力されます。
手順２：掛け算したい数値を設定
掛け算したい数値を指定します。範囲での指定が可能です。もちろん「,」で区切って複数指定もできます。
手順３：「)」で関数を閉じる
「)」を入力し、関数を閉じます。
手順４：ENTERキーを押下する
指定範囲の掛け算ができました。
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