エクセルで使える演算子まとめ

エクセルには様々な演算子が使えます。計算を行う算術演算子、論理や比較を行う演算子、テキストを結合する演算子、セルを参照するための演算子と様々です。ここでは各演算子についてまとめて解説します。

目次

算術演算子

エクセルで最も頻繁に使用される演算子は算術演算子です。これらは基本的な数学の計算に使用されます。

  • + : 加算
  • - : 減算
  • * : 乗算
  • / : 除算
  • ^ : 累乗
演算子使用例説明
+(加算演算子)= A1 + B1足し算を行う演算子です。
–(減算演算子)= A1 – B1引き算を行う演算子です。
*(乗算演算子)= A1 * B1掛け算を行う演算子です。
/(除算演算子)= A1 / B2割り算を行う演算子です。
%(パーセント演算子)= A1%数値をパーセンテージに変換します。(数値を100で除算します)
^(指数演算子)= A1 ^ B1最初の数値を2番めの数値だけ累乗します。

算術演算子の優先順位

算術演算子によって計算の優先順位が異なります。指数演算子とパーセンテージ演算子が最も優先され、次に乗算と除算、次に加算と減算が続きます。つまり、複数の算術演算子を含む式がある場合は常に、パーセンテージと指数が最初に評価されます。その後、乗算と除算が優先的に評価されます。最後に、足し算と引き算が評価されます。 意図的に優先したい計算は()かっこで囲む必要があります。

論理/比較演算子

論理演算子または比較演算子は、2つの値(数値またはテキスト)を論理的に比較するために使用されます。これらの演算子は、2つの値を比較し、TRUEまたはFALSEで返します。

  • = : 等しい
  • <> : 等しくない
  • < : より小さい
  • > : より大きい
  • <= : 以下
  • >= : 以上
演算子使用例説明
=(等しい)= A1 = B12つの値を比較し、両方の値が等しい場合はTRUEを返します。それ以外の場合はFALSEを返します。
(等しくない)= A1 B12つの値を比較し、両方の値が互いに等しくない場合はTRUEを返し、そうでない場合はFALSEを返します。
>(大なり記号)= A1> B1セルA1(最初の値)の値がセルB1(2番目の値)の値より大きい場合はTRUEを返し、そうでない場合はFALSEを返します。
= A1 セルA1(最初の値)の値がセルB1(2番目の値)の値よりも小さい場合はTRUEを返します。それ以外の場合はFALSEを返します。
> =(以上)= A1> = B1セルA1(最初の値)の値がセルB1(2番目の値)の値以上の場合、TRUEを返します。それ以外の場合はFALSEを返します。
= A1 セルA1(最初の値)の値がセルB1(2番目の値)の値以下の場合、TRUEを返します。それ以外の場合はFALSEを返します。

テキスト連結演算子

エクセルで文字列をつなげるにはアンパサンド(&)演算子を使用します。

演算子使用例説明
&(アンパサンド)= A1 & B1A1セルの値とB1セルの値をつなげて文字列で返します。

参照演算子

参照演算子は、セルの範囲を指定するために使用されます。

  • : : 範囲の指定(A1:B10など)
  • (スペース) : 交差(AND)
  • , : 結合(OR)
演算子使用例説明
:(コロン)= SUM(A2:B6)範囲を表す演算子です。開始点と終了点のセルを指定しセル範囲を表現します。
,(カンマ)= SUM(A2:A6、A2:B3)この演算子は、複数の参照を表現するのに使います。
(スペース)= SUM(A2:A6 A2:B3)交差演算子。この演算子は、2つの範囲で重なっている共通のセルのみを参照します。

エクセルで使える演算子はこれらだけではありませんが、これらは最も一般的で広く使用されているものです。これらの演算子を使いこなすことで、エクセルの計算や分析が格段に簡単になり、効率的に作業を進めることができます。エクセルの演算子を理解し、活用することで、ビジネスでの生産性を向上させることが可能です。この記事があなたのエクセルスキルアップの一助となれば幸いです。

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