Excelには特定の日付の週番号を取得するWEEKNUM関数が用意されています。ここではWEEKNUM関数の機能と使い方について解説します。
目次
WEEKNUM関数とは
ExcelのWEEKNUM関数は日付を受け取り、年の週に対応する週番号(1〜54)を返します。WEEKNUM関数は、1月1日を含む週からカウントを開始します。週の始まりについては設定することができ、デフォルトでは、週は日曜日から始まります。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です
WEEKNUM関数の構文
=WEEKNUM(シリアル値,[週の基準])
- シリアル値:週番号を取得したい日付を指定します。Excelが日付として認識できるデータで指定する必要があります。
- [週の基準]:省略可能な項目です。週の始まりを何曜日にするかを数値で指定します。1を指定すると日曜日始まりになり、2を指定すると月曜日始まりになります。省略すると日曜日始まりになります。
WEEKNUM関数の使用例
使用例1:基本的な使い方
引数にセル参照で日付データを指定し、週番号を返しています。第2引数の週の基準は省略しているので、デフォルトの日曜始まりとなっています。
=WEEKNUM(B3)
結果 → 42
WEEKNUM関数の要点
- 指定する日付は「=WEEKNUM(“2021/1/1”)」のようにテキスト形式で指定することも可能ですが、日付のフォーマットに沿っている必要があります。
- Excelの日付データは裏ではシリアル値と呼ばれる数値データを持っており、セルの書式設定が日付であれば、シリアル値を変換して日付形式で表示します。
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