Excelには2つの値の間のランダムな整数を取得するRANDBETWEEN関数が用意されています。ここではRANDBETWEEN関数の機能と使い方について解説します。
目次
RANDBETWEEN関数とは
ExcelのRANDBETWEEN関数は、指定された数値の間のランダムな整数を返します。ワークシートが開かれたとき、または変更されたときに再計算します。F9キーを押下して再計算も可能です。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です
RANDBETWEEN関数の構文
=RANDBETWEEN(最小値,最大値)
- 最小値:ランダムな整数の最小値を設定します。必須項目となります。
- 最大値:ランダムな整数の最大値を設定します。必須項目となります。
RANDBETWEEN関数の説明
2つの値の間のランダムな整数を取得します
RANDBETWEEN関数の使用例
使用例1:基本的な使い方
最小値に1,最大値に10を設定しているので、1〜10のランダムな整数を返します。
=RANDBETWEEN(1,10)
結果 → 4
RANDBETWEEN関数の要点
- RANDBETWEEN関数はワークシートを開いたり変更したりするたびに、新しい乱数が再計算されます。
- F9キーを押下すると再計算されます。
- Excel 365から使えるRANDARRAY関数はより柔軟に使用できる関数です。RANDARRAY関数は、ランダムな10進数とランダムな整数を生成でき、同時に複数のランダムな値を返すこともできます。
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