Excelには商の整数部分を余りなしで返すQUOTIENT関数が用意されています。ここではQUOTIENT関数の機能と使い方について解説します。
目次
QUOTIENT関数とは
ExcelのQUOTIENT関数は、余りなしで整数除算の結果を返します。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です
QUOTIENT関数の構文
=QUOTIENT(分子,分母)
- 分子:割り算の分子に当たる数値を指定します。セル参照もしくは直接入力できます。
- 分母:割り算の分母に当たる数値を指定します。セル参照もしくは直接入力できます。
QUOTIENT関数の使用例
使用例1:基本的な使い方
セル参照で分子と分母を指定し、商の結果を整数部分と余りで分け、その整数部分のみを返しています。
=QUOTIENT(B3,C3)
結果 → 0
QUOTIENT関数の要点
- QUOTIENT関数は、除算の整数部分を余りなしで返します。
- 商の余り部分のみを返すには、MOD関数を使用します。
- 分母が0または空のセルへの参照で場合、#DIVを返します
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