Excelには数値を累乗するPOWER関数が用意されています。ここではPOWER関数の機能と使い方について解説します。
目次
POWER関数とは
ExcelのPOWER関数は、指定された数値の累乗(べき乗)の数値を返します。POWER関数は、指数演算子(^)の代替になり、例えば「=POWER(2,5)」は「=2^5」と同じ意味となります。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です
POWER関数の構文
=POWER(数値,指数)
- 数値:必須項目です。べき乗の底となる数値を指定します。
- 指数:必須項目です。べき乗の指数となる数値を指定します。
POWER関数の使用例
使用例1:基本的な使い方
2の5乗を求めるには「=POWER(2,5)」のように入力します。
=POWER(2,5)
結果 → 32
使用例2:平方根を求める例
第2引数の指数の箇所に0.5を指定すると平方根(ルート)を求めることができます。
=POWER(2,0.5)
結果 → 1.414213562
POWER関数の要点
- POWERは、数式の指数演算子(^)の代わりになります。
- 0.5を指数に設定すると平方根を出すことができます。
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