【エクセル】NOW関数の使い方(現在の日付と時刻を取得する)

Excelには現在の日付と時刻を取得するNOW関数が用意されています。ここではNOW関数の機能と使い方について解説します。

目次

NOW関数とは

ExcelのNOW関数は現在の日付と時刻を返します。NOW関数は引数を取りません。NOW関数から返される値はシリアル値と言われる日付や時刻を表す数値で返され、セルの書式設定から表示形式を変更できます。ワークシートが変更または開かれる度に更新されます。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です

NOW関数の構文

=NOW()

    NOW関数の使用例

    使用例1:基本的な使い方

    NOW関数は内部的にはシリアル値という数値で値を返します。シリアル値はセルの表示形式の設定によって、「2021/9/26 12:10」のように変換されます。

    =NOW()
    結果 → 44465.63681
    

    使用例2:7日後の日付、時刻を取得

    例えば7日後の現在の日時を取得したい場合は「=NOW()+7」のように指定することで得られます。時刻の計算をしたい場合は24時間を1として小数点以下を指定して計算します。例えば12時間後は0.5を足します。

    =NOW()+7
    結果 → 44472.63681
    

    NOW関数の要点

    • NOW関数は引数を持ちません。
    • NOW関数はワークシートが変更または開かれたときに継続的に更新されます。
    • 時間値なしで現在の日付が必要な場合は、TODAY関数を使用します。

    ExcelのNOW関数は、その単純さと柔軟性から、日付と時刻の管理に強力なツールとなります。基本的な使用法を学んだだけでなく、他の関数と組み合わせてさまざまな応用が可能であることも覚えておきましょう。

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