Excelには2つの日付の間の営業日数を取得するNETWORKDAYS関数が用意されています。ここではNETWORKDAYS関数の機能と使い方について解説します。
目次
NETWORKDAYS関数とは
ExcelのNETWORKDAYS関数は、2つの日付の間の稼働日数を計算します。NETWORKDAYS関数は、週末、つまり土曜日と日曜日を自動的に除外し、オプションで、日付として提供される休日のリストを除外できます。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です
NETWORKDAYS関数の構文
=NETWORKDAYS(開始日,終了日,休日)
- 開始日:開始日を指定します。日付は、有効なExcelの日付、または日付として解析できるテキスト値である必要があります。
- 終了日:終了日を指定します。日付は、有効なExcelの日付、または日付として解析できるテキスト値である必要があります。
- 休日:省略可能。土曜、日曜以外の休日を指定します。複数設定することも可能で、その場合は祝日記載したセル範囲を指定するか、配列形式でシリアル値を指定します。
NETWORKDAYS関数の使用例
使用例1:基本的な使い方
祝日をセル範囲で指定している例です。開始日と終了日もセル範囲で指定しています。祝日と土日を抜いた2つの日付間の営業日として20を返しています。
=NETWORKDAYS(B3,C3,F3:F4)
結果 → 20
NETWORKDAYS関数の要点
- NETWORKDAYS関数は、時間値を無視して、計算します。
- NETWORKDAYS関数は、土曜日と日曜日の両方を自動的に除外します。
- NETWORKDAYS関数は、就業日を計算するときに開始日と終了日の両方を含みます。
- カスタムの週末スケジュールを作成するには、NETWORKDAYS.INTL関数を参照してください。
- 土日も含んだ2つの日付の間の日数を取得するにはDAYS関数を使用します。
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