【エクセル】LOOKUP関数の使い方(1列の範囲で値を検索)

Excelには1列の範囲で値を検索するLOOKUP関数が用意されています。ここではLOOKUP関数の機能と使い方について解説します。

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INDEX関数とMATCH関数で対応値を検索する方法

目次

LOOKUP関数とは

Excel LOOKUP関数は、1列または1行の範囲で近似一致の検索を実行し、別の1列または1行の範囲から対応する値、つまり同じ行数、または同じ列数の値を返します。この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です

LOOKUP関数の構文

=LOOKUP(検索値,検索範囲,[対応範囲]
  • 検索値:検索したい値や文字列を設定します。
  • 検索範囲:検索値を探す範囲を指定します。LOOKUP関数は近似値を探すので、昇順になっていなければ結果が正しく表示されません。範囲は1次元である必要があります。
  • [対応範囲]:検索範囲に対応する値が入力されている範囲です。注意点として検索範囲と同じ大きさである必要があります。また範囲は1次元である必要があります。省略した場合は検索値で合致した値をそのまま返します。

LOOKUP関数の注意点

LOOKUP関数は検索範囲が昇順でソートされていることを前提として、近似値を検索しているので注意が必要です。検索範囲の中で一致するものが見つからない場合は近似値の小さいほうの値と一致します。

LOOKUP関数の使用例

使用例1:予算から買える商品の値段を返却

予算を検索値として設定し、検索範囲内の近似値の中の小さい方の値を返す例です。予算280円に対して、近似値の中で小さい方の値は定規の250円になりますので、結果は¥250を返します。この例では対応範囲の指定を省略しているので、検索範囲の合致した値がそのまま返却されています。

=LOOKUP(F3,D3:D12)
結果 → ¥250 

使用例2:予算内で買える商品名を検索

使用例1と同じく予算280円に対して、近似値の中で小さい方の値は定規の250円になりますので、結果は対応範囲内で250円に対応している「定規」を返します。

=LOOKUP(F3,D3:D12,C3:C12)
結果 → 定規

使用例3:横に伸びる表に対して検索

LOOKUP関数は横に伸びるデータベースに関しても検索できます。単純に検索範囲と対応範囲を横1列に指定します。

=LOOKUP(B7,C2:L2,C3:L3)
結果 → のり

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LOOKUP関数の要点

  • LOOKUPは、検索値が昇順でソートされていることを前提としています。
  • 検索値が見つからない場合は次の最小値と一致します。
  • 検索値が検索範囲内のすべての値よりも大きくなる場合は最後の値と一致します。
  • 検索値が最初の値未満である場合は#N / Aエラーを返します。
  • 検索範囲と対応範囲は同じサイズでなければなりません
  • LOOKUP関数では大文字と小文字は区別されません

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