【エクセル】JIS関数の使い方をわかりやすく解説

JIS関数とは半角のアルファベット、数字、カナ文字を全角に変換する関数です。ここではJIS関数についての説明と、例に沿った使い方について解説していきます。

目次

JIS関数(ジス関数)とは

JIS関数とは半角(1バイト)のアルファベット、数字、カナ文字を全角(2バイト)に変換する関数です。漢字やひらがなのようもともと全角の文字についてはそのまま変換されずに残ります。

JIS関数の構文

=JIS(文字列
  • 文字列:全角にしたい文字列、もしくはセル参照を指定します。

JISの設定値別の出力結果一覧

JIS関数でいろんな設定値別の出力結果を下記表にまとめています。もともと全角の漢字やひらがなはそのまま何も変換されていないのがわかります。

数式結果
=JIS(“090-1111-2222”)090-1111-2222
=JIS(“コマンドラボ”)コマンドラボ
=JIS(“東京都練馬区1234-56”)東京都練馬区1234-56
=JIS(“おはようございます。”)おはようございます。

JIS関数の使い方の例

例を用いて、JIS関数を実際に使う手順について解説します。

GIFアニメーションでざっくり手順確認

まずは下記GIFアニメーションをざっくりと確認し全体の流れを掴んでください。その下に手順詳細を解説します。

手順1:空白セルを選択

JIS関数を入力するための空白セルを選択します。

手順2:「=JIS(」と入力

「=JIS(」と入力します。

手順3:変換対象の文字列を指定

英数カナ文字を全角にしたい文字列を指定します。直接入力の場合は「”」で囲みます、セル参照で指定する場合はクリックすると参照セルが自動入力されます。

手順4:「)」を入力し、ENTERキーを押下する

「)」を入力し、ENTERキーを押下し、数式を決定します。

手順5:オートフィルで他のセルにコピー

上記で入力した関数を他のセルにコピーするために数式を入力したセル右下のフィルハンドルを下にドラッグして数式をコピーします。

関連リンク
【エクセル】オートフィルの使い方まとめ

完成:半角の英数カナ文字を全角に変換できました

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