【エクセル】INT関数の使い方(小数点以下を切り捨てて整数を返す)

ExcelのINT関数は、小数点以下を切り捨てて整数を返します。例えば「=INT(7.5)」は7を返します。注意点として負の数はより負になることに注意しましょう。例えば「INT(-7.5)」は-8を返します。

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目次

INT関数の構文

=INT(数値
  • 数値:小数点以下を切り捨てて整数にしたい数値を指定します

INT関数の使用例

使用例1:基本的な例

INT関数の基本的な使い方の例です。3.33333の小数点以下を切り捨て、整数である3を返しています。

=INT(3.33333)
結果 → 3

使用例2:元から整数を指定したときの挙動

元から整数の数値をINT関数の引数に設定しても、値は変わりません。

=INT(123)
結果 → 123

使用例3:負の値を指定した場合

INT関数は引数に負の値を指定すると、より負の値に切り捨てられます。この例では-7.3はより-8を返します。この現状はINT関数の性質の「一番近い小さな整数を返す」が起因しています。

=INT(-7.3)
結果 → -8

使用例4:数値以外を設定した場合の挙動

INT関数は数値以外の値を設定すると#VALUEエラーを返します。

=INT(B3)
結果 → #VALUE!

INT関数の具体的な使用手順

下記にINT関数を実際に入力して使う具体的な手順について解説します。

手順1:空白セルを選択

INT関数を入力するための空白セルを選択します。

手順2:「=INT(」と入力

「=INT(」と入力します。入力途中でサジェストが表示され、目的の関数名のところでTABキーを押下すると自動入力されます。

手順3:整数に変換したい数値を指定

整数に変換したい数値を指定を指定します。数値を直接入力することもできます。セル参照として指定する場合はセルをクリックすると自動入力されます。この例ではセル参照として指定しています。

手順4:「)」を入力し、ENTERキーを押下する

「)」を入力し、ENTERキーを押下し、数式を決定します。

完成:整数に変換することができました。

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INT関数について使い方や性質をシンプルに解説している動画です。当ページとほぼ解説している内容は同じですが、動画のほうが効率よく学べる方はこちらをご視聴ください。

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