【エクセル】IMSUB関数の使い方(2つの複素数の差を取得)

Excelには2つの複素数の差を取得するIMSUB関数が用意されています。IMSUB関数は、科学者やエンジニアにとって特に役立つツールです。ここではIMSUB関数の機能と使い方について解説します。

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目次

IMSUB関数とは

ExcelのIMSUB関数は、2つの複素数の差を返します。複素数は、x + yiまたはx + yjの形式である必要があります。また、複素数の作成についてはCOMPLEX関数を使用すれば実数と虚数から複素数を作成できます。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です

IMSUB関数の構文

IMSUB関数の基本的な構文は以下の通りです。

=IMSUB(複素数1,複素数2
  • 複素数1:x + yiまたはx + yjのような形式で複素数を設定します。直接設定する場合は設定値は必ず””で囲みます
  • 複素数2:複素数1と同じく、 + yiまたはx + yjのような形式で複素数を設定します。直接設定する場合は設定値は必ず””で囲みます

IMSUB関数の使用方法は非常にシンプルです。まず、エクセルのセルに=IMSUB(と入力します。次に、引き算を行いたい2つの複素数を,で区切って入力します。そして、)で閉じてエンターキーを押すと、計算結果が表示されます。

IMSUB関数の使用例

例えば、複素数 “3+4i” と “1+2i” の差を求める場合、次のように入力します。

=IMSUB("3+4i", "1+2i")

すると、結果として “2+2i” が表示されます。

IMSUB関数の要点

  • IMSUM関数に設定する複素数のアルファベットは小文字の「j」と「i」のみが受け入れられます。他の値は#NUMエラーになります。
  • 返却される値は文字列形式です。

エクセルのIMSUB関数は、複素数の差を計算するのに便利なツールです。使い方は非常に簡単で、エクセルのセルに=IMSUB(と入力し、引き算を行いたい2つの複素数を,で区切って入力し、)で閉じてエンターキーを押すだけです。これにより、エンジニアや科学者だけでなく、初心者でも複素数の計算を簡単に行うことができます。

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