Excelにはeを底とする数値のべき乗を取得するEXP関数が用意されています。ここではEXP関数の機能と使い方について解説します。
目次
EXP関数とは
ExcelのEXP関数は、定数eを底とする数値のべき乗した結果を返します。定数eは、超越数であるネイピア数のことを指しており、約2.71828です。EXP関数は、LN関数の逆関数です。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です
EXP関数の構文
=EXP(数値)
- 数値:eを底とするべき乗の指数を指定。必須項目です。
EXP関数の使用例
使用例1:定数eの2乗を取得
引数に2を指定し、定数eの2乗の値を取得しています。
=EXP(2)
結果 → 7.389056099
EXP関数の要点
- eはオイラーの数を表します。
- 数eは有名な無理数であり、数学で最も重要な数の1つです。
- eの数値は次のように割り切れない数値となります。2.718281828459 ….
- eは、ジョンネイピアによって発明された自然対数の基数です。
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