【エクセル】DATEDIF関数の使い方(2つの日付の期間を求める)

ExcelのDATEDIF関数とは2つの日付の間の「年、月、日」を求める関数です。ここではDATEDIF関数について解説します。

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関数一覧
NETWORKDAYS関数の使い方(2つの日付の間の営業日数を取得)
DAYS関数の使い方(日付間の日数を取得する)
WORKDAY関数の使い方(指定営業日後の日付を返す)
EDATE関数の使い方(〜ヶ月後や前の日付を取得)
WEEKNUM関数の使い方(特定の日付の週番号を取得)
DATEVALUE関数の使い方(テキスト形式の日付を有効な日付に変換)

目次

DATEDIF関数とは

DATEDIF関数とは2つの日付の間の「年、月、日」を求める関数です。2つの日付データと単位のオプションを設定して間の期間を求めます。DATEDIF関数はサジェストやExcel内の関数検索に出てきませんので直接入力する必要があります。

例えば、2023年1月1日から2023年5月1日までの日数を計算する場合は、以下のように記述します。

=DATEDIF("2023/1/1", "2023/5/1", "D")

この式を実行すると、結果は120と表示されます。つまり、2023年1月1日から2023年5月1日までの間には120日間があるということを示しています。

DATEDIF関数の構文

=DATEDIF(開始日付,終了日付,単位オプション
  • 開始日付:開始の日付を設定します。日付データのセルを参照します
  • 終了日付:終了の日付を設定します。日付データのセルを参照します
  • 単位オプション:単位を設定します。「”」で囲ったアルファベットで設定する必要があります。設定オプション一覧は下記参照

単位オプション一覧

3つ目の引数に設定するオプション一覧です。必ず「”」で囲う必要があります。

単位説明
“Y”年の差分を返します(1年に満たない日数はカウントしない)
“M”月の差分を返します(ひと月に満たない日数はカウントしない)
“D”日の差分を返します
“MD”月と年を無視した日数の差分を返します
“YM”年を無視した月の差分を返します。
“YD”年を無視した日数の違いを返します。

DATEDIF関数の使用例:誕生日から年齢を求める

1:開始日付に誕生日を設定

開始日付に誕生日を入力したセル参照を設定します。セルをクリックすると自動でセル参照文字が入力されます。

2:終了日付に「TODAY()」を設定

2つ目の引数の終了日付はTODAY()関数で現在の日付を取得します。

3:単位オプションを”Y”に設定

年数を求めたいので、単位オプションを”Y”に設定します。

現在の年齢が表示されました。

DATEDIF関数の要点

  • DATEDIF関数はEXCEL内のサジェストや関数検索では出てこないので手入力する必要がある
  • 終了日付が開始日付より前の場合はDATEDIF関数は「#NUM!」エラーを返します。対処方法としてはIFERROR関数を使用してエラーを通知するか、MINとMAXを使用して日付を並べ替えるなどがあります。
  • 単位オプションに「MD」値を使用しないことをお勧めします。なぜなら、負の数、ゼロ、または不正確な結果になる可能性があるためです。

エクセルのDATEDIF関数は、2つの日付間の期間を簡単に計算するための強力なツールです。しかし、その使い方を正しく理解し、適切に使用することが大切です。本記事で解説した通り、関数の書式を覚え、計算単位を正しく指定することで、日付の計算が効率的に行えます。DATEDIF関数を活用し、日常の業務をよりスムーズに進めていきましょう。

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DATEDIF関数について詳しく解説している動画です。DATEDIF関数がなぜサジェストや関数検索にでてこないかなどの解説もしています。

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