【エクセル】BINOM.DIST関数の使い方(二項分布の確率を取得する)

Excelには二項分布の確率を取得するBINOM.DIST関数が用意されています。ここではBINOM.DIST関数の機能と使い方について解説します。

目次

BINOM.DIST関数とは

「BINOM.DIST」関数は、Excelの統計関数の一つで、二項分布の確率を計算するのに使用されます。二項分布は、二つの結果(成功または失敗など)を持つ独立した試行の結果を表す確率分布です。
この関数の対応バージョンはExcel 2010以降です

BINOM.DIST関数の構文

「BINOM.DIST」関数は以下の形式で使用します。

=BINOM.DIST(成功数,試行回数,成功率,関数形式
  • 成功数:試行における成功数を指定
  • 試行回数:独立試行の回数を指定
  • 成功率:各試行が成功する確率
  • 関数形式:計算に使用する関数の形式を論理値で指定。TRUEを指定した場合は累積分布関数となり、FALSE を指定した場合は、確率質量関数となります

BINOM.DIST関数の使用例

例えば、ある製品の不良率が5%で、10個の製品を検査した場合に1個が不良品である確率を求めたい場合、以下のように「BINOM.DIST」関数を使用します:

=BINOM.DIST(1, 10, 0.05, FALSE)

BINOM.DIST関数の要点

  • BINOM.DISTは、0から1までの10進数として確率を返します。
  • 成功数は整数である必要があり、そうでない場合は整数に切り捨てられます。
  • 試行回数は整数である必要があり、そうでない場合は整数に切り捨てられます。
  • 成功数、試行回数、成功率が数値でない場合、BINOM.DIST関数は#VALUEエラーを返します。
  • 「成功数 <0」または「成功数>試行回数」の場合、BINOM.DIST関数は#NUM!エラーを返します。
  • 成功数 <0または成功数> 1の場合、BINOM.DIST関数は#NUM!エラーを返します。

エクセルの「BINOM.DIST」関数は、二項分布の確率を計算する際に重要なツールです。この関数を使うことで、統計的な分析を効率的に進めることができます。ツールを効果的に使用するには、その機能と適切な使い方を理解することが重要です。

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