【エクセル】BIN2OCT関数の使い方(2進数を8進数に変換)

Excelには2進数を8進数に変換するBIN2OCT関数が用意されています。ここではBIN2OCT関数の機能と使い方について解説します。

BIN2OCT関数とは

ExcelのBIN2OCT関数は、2進数を8進数に変換します。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です

BIN2OCT関数の構文

BIN2OCT関数の基本的な使い方は非常にシンプルで、以下のように書きます。

• ２進数：8進数に変換したい2進数を指定します。
• 桁数：使用する桁数を指定します。指定した桁数に満たない8進数を返す場合は足りない部分は0で埋めます。省略した場合、数値を表すために必要な最小文字数を返します。

ここで、「二進数」の部分には、変換したい2進数の値を入れます。例えば、「1010」という2進数を8進数に変換する場合は、次のようになります。

=BIN2OCT(1010)

これを実行すると、「12」という8進数が出力されます。

BIN2OCT関数は、2進数の文字列を直接入力したり、セルの参照を使用したりすることもできます。例えば、A1セルに2進数が入っている場合は、次のように書くことができます。

=BIN2OCT(A1)

このようにして、BIN2OCT関数を使うことで、2進数を手軽に8進数に変換することが可能です。

BIN2OCT関数の要点

• BIN2OCT関数は、2進数を8進数に変換します。
• 指定する２進数は0と1のみが含まれ、長さが10文字未満である必要があります。そうでない場合は#NUM！エラーを返します。
• 2進数が１０文字の場合の最初の数値は、その数値が正か負かを示します。他の9桁は数値のサイズを表し最大値は511（2 ^ 9-1）となります。負の2進数は2の補数表記を使用することが期待されます。

エクセルのBIN2OCT関数を使えば、2進数を8進数に簡単に変換することができます。関数の使い方自体は非常に簡単で、必要なのはただ変換したい2進数の値を入力するだけです。この機能を活用することで、エクセルでの作業が一層便利になり、データ処理の幅が広がります。エクセルのさまざまな関数を上手に使いこなすことで、より効率的な作業を実現しましょう。

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