Excelには数値を最も近い指定された倍数に丸めますMROUND関数が用意されています。ここではMROUND関数の機能と使い方について解説します。
目次
MROUND関数とは
Excel MROUND関数は、指定された倍数に丸められた数値を返します。MROUNDは、最も近い倍数に応じて、数値を切り上げまたは切り下げます。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です
MROUND関数の構文
=MROUND(数値,倍数)
- 数値:指定倍数に丸めたい数値を指定します。(必須項目)
- 倍数:丸める基準となる数値を指定します。(必須項目)
MROUND関数の使用例
使用例1:基本的な使い方
セル参照で数値と倍数を指定して、結果を出力しています。、5.33は0.25の倍数の5.5より5.25のほうが近いため、5.25を出力しています。
=MROUND(B3,C3)
結果 → 5.25
MROUND関数の要点
- 数値がすでに正確な倍数である場合、丸めは発生しません。
- 数値を倍数で割った余りが倍数の値の半分以上になると、丸めが発生します。
- 数 と 倍数 は同じ符号を持つ必要があります。
おすすめの解説動画
「MROUND関数」のしくみと使い方について解説している動画です。時間のまるめについても丁寧に解説しているのでおすすめです。
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