【エクセル】TIMEVALUE関数の使い方(テキスト文字列から有効な時間を取得)

Excelにはテキスト文字列から有効な時間を取得するTIMEVALUE関数が用意されています。ここではTIMEVALUE関数の機能と使い方について解説します。

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目次

TIMEVALUE関数とは

ExcelのTIMEVALUE関数は、文字列で表される時間を適切なExcel時間に変換します。たとえば、数式= TIMEVALUE( “9:00 AM”)は、Excelの時間システムでの9:00 AMの数値表現である0.375を返します。数値の時間値は、数式やピボットテーブルで直接操作できるため、テキストよりも便利です。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です

TIMEVALUE関数の構文

TIMEVALUE関数の基本的な形式は次のようになります。

=TIMEVALUE(時間を表す文字列
  • 時間を表す文字列:時刻形式の文字列を指定します。必須項目です。

TIMEVALUE関数の使用例

使用例1:基本的な使い方

数式に文字列を直接指定(ハードコーディング)している例です。直接指定する場合は必ず「”」で文字列を囲む必要があります。

=TIMEVALUE("12:00 PM")
結果 → 0.5

TIMEVALUE関数の要点

  • 指定した文字列が時間を表すフォーマットではない場合、#VALUEエラーを返します。
  • 設定する値がセル参照の場合、そのセルの値は文字列形式である必要があります。
  • 引数に時刻の文字列を直接入力する場合は、二重引用符( “”)で囲む必要があります。
  • 時刻の文字列はExcelが認識できるテキスト形式で指定する必要があります。
  • TIMEVALUE関数は、Excelテキスト形式の日付や時刻からシリアル番号形式の時刻を作成し、0から0.99988426までの10進数を返します。

TIMEVALUE関数は、テキスト形式の時間データを扱うときに非常に役立つエクセルの関数です。この関数を理解し、適切に使えるようになると、データ分析や時間管理の作業が大幅に効率化されます。この記事が、TIMEVALUE関数の理解と利用においてあなたの一助となれば幸いです。

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