Excelには内部収益率を計算するIRR関数が用意されています。ここではIRR関数の機能と使い方について解説します。
目次
IRR関数とは
Excel のIRR関数は、定期的に発生する一連のキャッシュフローの内部収益率を返す財務関数です。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です
IRR関数の構文
=IRR(値,推定値)
- 値:内部利益率を計算するための数値を含む、配列またはセル範囲の参照。
- 推定値:省略可能です。 予想されるIRRの見積もりの数値を指定します。デフォルトは0.1(10%)です。
IRR関数の説明
内部収益率(IRR)は、月次、年次のような定期的な間隔で発生する支払いと収入を伴う投資に対して受け取る利率です。収入は正の値として表され、支払いは負の値になります。
金額は変動可能ですが、間隔は同じである必要があります。また最初の値は流出を表すため、負の値になります。計算の際は反復を使用して結果をだし、第2引数の「推測」の設定値(未設定の場合は0.1)から計算を開始します。一定の反復回数を超えても正確なIRRを計算できない場合は、#NUMエラーが返されます。
IRR関数の要点
- 値に指定する配列またはセル範囲の参照は、少なくとも1つの正の値と1つの負の値を含まなければなりません。
- 値の順序は時系列である必要があります。
- IRRが#NUMを返した場合!または予期しない結果が出た場合は第2引数の「推測」を調整します。
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