【エクセル】PRODUCT関数の使い方(指定数値の積を取得)

Excelには指定した数値を掛け算して積を取得するPRODUCT関数が用意されています。ここではPRODUCT関数の機能と使い方について解説します。

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目次

PRODUCT関数とは

ExcelのPRODUCT関数は、引数として指定された数値を掛け算し、積を返します。PRODUCT関数は多くのセル内の数値をすべて掛け算する際に役に立ちます。数式「= PRODUCT(A1:A3)」は、「= A1 * A2 * A3」と同じ意味になります。
この関数の対応バージョンはExcel 2003以降です

PRODUCT関数の構文

=PRODUCT(数値1,数値2…)
  • 数値1:乗算する最初の数値または範囲を指定します。
  • 数値2:2つ目の引数から省略可能です。2つ目の数値または範囲を指定します。最大で255個まで指定できます。

PRODUCT関数の使用例

使用例1:基本的な使い方

引数にセル範囲を指定し、セル範囲内の全ての数値を掛け算しその結果を返しています。セル範囲は1直線でなくとも複数列・行で指定可能です。

=PRODUCT(B3:E3)
結果 → 3430

使用例2:カンマで分けて複数指定

セル範囲でなくとも、カンマで分けて最大255個まで複数の引数を指定可能です。

=PRODUCT(B3,D3)
結果 → 70

使用例3:関数を使わず掛け算する例

PRODUCT関数を使わずとも「*(アスタリスク)」を使うことで、掛け算することが可能です。

=B3*C3*D3*E3
結果 → 3430

PRODUCT関数の要点

  • 積を求めたい数値は個別に、または範囲で指定できます。
  • PRODUCTは、合計で最大255個の引数を受け入れることができます。
  • 配列または参照内の数値のみが乗算されます。
  • 配列または参照内の空のセル、論理値、およびテキストは無視されます。
  • 「*」を使って積を求める場合、数値以外が混じっているとエラーが出ますが、PRODUCT関数であればエラーはでません。

エクセルのPRODUCT関数は、指定した範囲の数値の積を計算するための便利なツールです。基本的な使い方から応用まで、この関数を使うことでエクセルでの作業がより簡単になります。使い方を覚えて、日々の業務をより効率的にしましょう。

おすすめの解説動画

PRODUCT関数の使い方について解説している動画です。*を使って掛け算する方法との違いについて丁寧に説明しています。

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