VimでRust開発環境を作る方法をわかりやすく解説

Rust言語は、メモリ安全性と並行性を兼ね備えた、近年ますます人気のあるプログラミング言語です。一方、Vimは軽量でありながら高機能なエディタで、多くのプログラマに愛されています。この記事では、Vimを使用したRustの開発環境のセットアップ方法をわかりやすく解説します。

目次

RustとVimのインストール

まずは、RustとVimのインストールから始めます。この手順は、あなたがまだこれらのソフトウェアをインストールしていない場合に必要です。

  • Rustのインストール:

Rustをインストールする最も簡単な方法は、以下のcurlコマンドを使うことです。

$ curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh
  • Vimのインストール:

Vimのインストール方法はOSによって異なります。以下に、いくつかの主要なOSでのインストールコマンドを示します。

OSコマンド
Ubuntusudo apt-get install vim
macOSbrew install vim
Windows (Chocolatey)choco install vim

Rustのプラグインのインストール

次に、Rustの開発を助けるためのVimプラグインをインストールします。ここでは、rust.vimというプラグインを使用します。rust.vimは、Rustコードのシンタックスハイライトやフォーマット、エラーチェックなどの機能を提供します。

rust.vimのインストールは、以下の手順で行えます。

  1. Vimを開きます。
  2. Vimのコマンドモードに入ります(エスケープキーを押します)。
  3. 以下のコマンドを入力します:
:PlugInstall rust-lang/rust.vim

Vimの設定

最後に、Vimの設定を行います。ここでは、Rustの開発に便利な設定をいくつか紹介します。

  • 自動インデント:

以下の設定を.vimrcファイルに追加すると、Rustのコードを書く際に自動的にインデントが適用されます。

autocmd FileType rust setlocal ai
  • シンタックスチェック:

rust.vimの機能を利用して、シンタックスチェックを自動化することも可能です。以下の設定を.vimrcファイルに追加します。

letg:rustfmt_autosave = 1

この設定により、保存時に自動的にrustfmtが実行され、コードのシンタックスがチェックされます。

参考動画

まとめ

本記事では、VimでのRust開発環境のセットアップ方法について解説しました。まず、RustとVimのインストール方法を説明し、次にRustの開発をサポートするVimプラグインのインストール方法を示しました。最後に、開発効率を向上させるためのVimの設定について説明しました。これらの手順を踏むことで、Vimを用いた効率的なRust開発環境を構築できます。今後もRustとVimの両方を活用して、より良いソフトウェアを開発しましょう。

vimの練習

下記のSTARTボタンをクリックするとvimのコマンドの練習ができます。ここで繰り返しvimでの操作の練習をしてスムーズに使いこなせるようになりましょう。

下のスタートボタンを押して練習モードに入ります。
STARTSTOP
※入力モード切り替え ctrl + shift + alt + space
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