Gmailを使用していると、時折メールが届かないという問題に直面することがあります。この記事では、その原因と対策を詳しく解説します。
Gmailでメールが届かない5つの主な原因
Gmailでメールが届かない原因は主に5つあります。それぞれの原因と対策を詳しく見ていきましょう。
1. メールが他のフォルダに入っている
Gmailには複数の受信フォルダがあり、設定によってはメールが他のフォルダに入ってしまうことがあります。また、「誤ってアーカイブ」した場合もメールが見つからない可能性があります。アーカイブとは、メールを削除せずに受信トレイからメールを別の場所に保管することです。
対策
アーカイブされたメールは「すべてのメール」で確認ができ、削除したメールはゴミ箱で確認ができます。メールが見つからない場合は、これらのフォルダを確認してみましょう。
2. Googleドライブの容量不足
GmailはGoogleドライブというクラウドストレージを利用してデータを保存しています。Googleドライブの無料容量は15GBまでですが、それ以上の容量が必要な場合は有料となります。Gmailで添付ファイルのやり取りが多かったり、Googleドライブをメール以外にも利用している場合は、容量がすぐにいっぱいになる可能性があります。
対策
不要なファイルは削除して整理しましょう。また、Googleドライブの使用状況は右上の点が9つ並んでいるアイコンをクリックし、一覧から「ドライブ」を選択することで確認できます。
3. 通信環境が悪い
通信環境が悪いと新規メールの受信ができません。一度受信したメールはオフラインでも確認可能ですが、新規メールに関してはインターネット接続が必要となります。
対策
圏外になっていないか、Wi-Fiが繋がっているか、スマホであればモバイルデータがオフになっていないかを確認してみましょう。機内モードにすると、モバイルデータがオフになるので注意が必要です。
4. 迷惑メール扱いになっている
Google側が迷惑メールと判断した場合、メールは迷惑メールフォルダに自動的に移動されます。迷惑メールフォルダに入ってしまったメールは、30日を過ぎると自動で削除されます。
対策
メールが見つからない場合は、迷惑メールフォルダも確認してみましょう。
5. Gmailサーバーの問題
Gmailのサーバーがダウンしている時もメールが受信できません。
対策
サーバー状況はG Suiteステータスダッシュボードから確認ができます。
メールが届かない問題を防ぐための予防策
原因を突き止めて解決することも重要ですが、事前に対策を行うことでメールが届かないことを未然に防ぐことができます。
1. Googleドライブの容量をアップグレードする
Googleドライブの基本容量は、15GBです。しかし、メール以外に写真や書類の保管で利用しているとすぐに容量がいっぱいになってしまいます。あらかじめ多くのデータを取り扱う人は有料版にアップデートすることで、メールが受信できなくなることを未然に防ぐことができます。
2. Gmailの設定を確認する
Gmailのメールを他のメールクライアント(Apple MailやOutlook等)、アプリに設定して確認している場合は、Gmail上でメールが確認できない場合があります。これらの設定を確認するにはパソコンでGmailを開き、右上にある歯車の設定アイコンから、「すべての設定を表示」をクリックします。
3. 迷惑メールフォルダに振り分けられないようにする
Gmailのフィルターが作動されるような行為をしないことで、メールが届かないを未然に防ぐことができます。
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まとめ
Gmailでメールが届かない原因と対策を解説しました。原因は様々ですが、それぞれに対応する対策を行うことで問題を解決することができます。また、事前に対策を行うことで、メールが届かない問題を未然に防ぐことも可能です。これらの知識を活用して、Gmailをより効率的に活用しましょう。
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