Excelには2つの数値のビットごとの「XOR」を表すBITXOR関数が用意されています。ここではBITXOR関数の機能と使い方について解説します。
目次
BITXOR関数とは
ExcelのBITXOR関数は、2つの数値のビットごとの「XOR」を表す10進数を返します。
この関数の対応バージョンはExcel 2013以降です
BITXOR関数の構文
=BITXOR(数値1,数値2)
- 数値1:0 以上の10進数の数値を指定します。設定必須項目です。
- 数値2:0 以上の10進数の数値を指定します。設定必須項目です。
BITXOR関数の使用例
使用例1:10と6を設定したかんたんな例
10と6を設定した例です。10は2進数にすると「1010」で6は「110」になります。6を4桁で表現すると「0110」となり、2つの2進数を各桁で合わせて、同じであれば「0」異なっていれば「1」とすると「1100」となります。それを10進数に変換した値が返却値となります。
=BITXOR(10,6)
結果 → 12
BITXOR関数の要点
- BITXOR関数は、2つの数値のビット単位のXORを表す10進数を返します。
- 引数には10進数を設定します。
- 引数に 0 未満の値を設定すると#NUM!エラーが表示されます。
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