【vim練習】便利な画面分割のいろいろな操作方法
他のモダンなエディタと同様にvimでも画面分割が簡単にできるように設計されています。ウィンドウ間の移動もすべてコマンドでできるので慣れればスムーズに複数ウィンドウでの作業ができるようになります。難しいコマンドではなく、覚えることもそれほど多くはないので是非使いこなせるようになりましょう。
vimの練習
※推奨ブラウザ Google Chrome
画面を分割
画面を分割するコマンドです。上下と左右の分割それぞれコマンドがあります。分割の際はウィンドウは同じ幅で等分されます。ウィンドウサイズを変更する場合は別のコマンドが用意されています。
こちらで紹介しているのは短縮した形ですが、「:split」や「:vsplit」とコマンドを打っても同じように動作しますので、覚えやすい方で覚えてしまいましょう。
画面を上下に分割 | :sp (:split) |
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画面を左右に分割 | :vsp (:vsplit) |
ウインドウを閉じる
分割したウィンドウを閉じるときに使うコマンドです。すべてのウィンドウを閉じるとターミナル(コマンドプロンプト)に戻ります。vimmerを目指すのであれば下記コマンドをすべて覚えておきましょう。必ず使う機会はあります。
現在のウインドウを閉じる | :q |
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すべてのウィンドウを閉じる | :qall |
現在のウィンドウ以外を閉じる | :only |
ウィンドウの移動
ウィンドウを分けても、下記コマンドを知らないと移動できませんので、必ず覚えましょう。「ctrl + w」のあとに入力するキーはvimのカーソル移動のキーと同じなので直感的に移動できるかと思います。
Windows端末では本サイトの練習モード時にブラウザの「新規タブを開く」が動作してしまいます。macでは正常に動作します。
ウィンドウを順番に移動 | ctrl + w w |
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下のウィンドウに移動 | ctrl + w j |
上のウィンドウに移動 | ctrl + w k |
左のウィンドウに移動 | ctrl + w h |
右のウィンドウに移動 | ctrl + w l |
ウィンドウサイズの変更
ウィンドウを分割した際は同じ大きさで分割されますが、作業内容によってその大きさを変更したい場合もあるかと思います。その際はこちらのコマンドでウィンドウの大きさを変更します。下記コマンドを打つ前に数字を入力することで変更の度合いを指定できます。(例:5 ctrl + w >)
Windows端末では本サイトの練習モード時にブラウザの「新規タブを開く」が動作してしまいます。macでは正常に動作します。
現在ウィンドウの縦方向のサイズを増やす | ctrl + w + |
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現在ウィンドウの縦方向のサイズを減らす | ctrl + w – |
現在ウィンドウの横方向のサイズを増やす | ctrl + w > |
現在ウィンドウの横方向のサイズを減らす | ctrl + w |