vimの画面分割のコマンドまとめ

Vimを使いこなす上で欠かせないのが、画面分割の技術です。作業効率を大幅に向上させるこの機能をフルに活用するため、今回はVimの画面分割のコマンドを詳しく解説します。

Vimの画面分割とは

Vimでは、一つの画面内で複数のファイルやバッファを開くことができます。これを「画面分割」と言います。画面分割を行うと、一つのターミナルウィンドウ内で複数の作業を同時に進行できるため、作業効率が大幅に向上します。

画面分割の基本的なコマンド

以下の表は、Vimの基本的な画面分割コマンドをまとめたものです。

コマンド	説明
:sp	水平に画面を分割します。
:vsp	垂直に画面を分割します。
ctrl+w w	分割画面間を移動します。
ctrl+w q	現在の分割画面を閉じます。

画面分割のサイズ調整

次に、分割した画面のサイズを調整するコマンドについて解説します。

コマンド	説明
ctrl+w =	すべての分割画面のサイズを均等にします。
ctrl+w +	現在の分割画面を1行増やします。
ctrl+w -	現在の分割画面を1行減らします。

分割画面の応用的な使い方

Vimの画面分割は、基本的なコマンドだけでなく、より応用的な使い方も可能です。

新規バッファで画面分割

新規バッファを開いて画面分割するには、以下のコマンドを使用します。

コマンド	説明
:sp filename	新規バッファを開いて水平に画面を分割します。
:vsp filename	新規バッファを開いて垂直に画面を分割します。

以上がVimの画面分割の基本的な使い方と応用的な使い方になります。これらのコマンドを活用して、Vimでの作業をより効率的に行いましょう。

参考動画

まとめ

今回は、Vimの画面分割のコマンドを詳しく解説しました。基本的な画面分割の方法から、画面のサイズ調整、新規バッファでの画面分割まで、幅広い内容をカバーしました。これらのコマンドを活用することで、一つのターミナルウィンドウ内で複数の作業を同時に進行させ、作業効率を大幅に向上させることが可能です。ぜひ日々のVim操作に取り入れてみてください。