みなさん、こんにちは。今日は、Vimの強力な機能の一つである「正規表現を使った検索や置換」について解説します。Vimはその柔軟性とパワーから、多くの開発者に愛用されています。その中でも、正規表現を使った検索や置換は、コーディングの効率を大幅に上げる重要な機能です。しかし、その使い方がわからないという方も多いかと思います。今回は、その使い方をわかりやすく解説します。

Vimでの正規表現について
Vimでは、正規表現を使用して特定のパターンに一致するテキストを検索したり、一致する部分を置換したりすることができます。これを利用すると、大量のテキストの中から特定の文字列を素早く探したり、一度に複数の文字列を置換したりすることができます。
基本的な検索の方法
Vimでは、正規表現を使って検索する方法はとても簡単です。まず、コマンドモードに入り、/キーを押してから検索したい正規表現を入力します。以下に例を示します。
/abc
これは「abc」という文字列を検索するコマンドです。このコマンドを実行すると、カーソル位置から先にある「abc」という文字列を検索します。
基本的な置換の方法
次に、正規表現を使った置換について見ていきましょう。基本的な形式は以下の通りです。
:%s/old/new/g
これは、全ての「old」を「new」に置換するコマンドです。「%s」は全ての行を対象にすることを意味し、「g」は行内の全ての一致箇所を置換することを意味します。
特殊な正規表現
Vimの正規表現では、特殊な文字を使用して複雑な検索や置換を行うことができます。以下に、よく使う特殊な正規表現をいくつか紹介します。
正規表現 | 意味 |
---|---|
\d | 任意の数字 |
\s | 任意の空白文字 |
\w | 任意の単語構成文字(英数字とアンダースコア) |
. | 任意の一文字 |
* | 前の文字が0回以上繰り返される |
\+ | 前の文字が1回以上繰り返される |
これらの特殊な文字を組み合わせることで、様々なパターンの文字列を検索したり置換したりすることができます。
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まとめ
Vimの正規表現を使った検索や置換は、テキスト編集の効率を大幅に上げることができます。基本的な検索や置換の方法から、特殊な正規表現を使った複雑な検索や置換まで、今回はその使い方をわかりやすく解説しました。これを機に、ぜひVimの正規表現を使った検索や置換を活用してみてください。
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