プログラミングを行う上で重要な要素の一つが「インデント」です。適切なインデントはコードの見易さを向上させ、バグの発見や修正を容易にします。今回は、多くの開発者が愛用しているテキストエディタ、Vimにおけるインデントの操作方法について詳しく解説します。

目次
Vimの基本的なインデント操作
まずはVimでの基本的なインデント操作について説明します。
インデントの増減
- インデントを増やす:
>>
- インデントを減らす:
<<
この操作は現在の行に適用されます。これらのコマンドの前に数字を入力することで、その行数だけインデントの増減を行うことができます。例えば、次の3行を一度にインデントするには3>>
と入力します。
ビジュアルモードでのインデント
ビジュアルモードを使用して複数行を一度にインデントすることも可能です。
- ビジュアルモードでのインデント増:
>
- ビジュアルモードでのインデント減:
<
Vimのインデント設定
Vimのインデント設定についても解説します。
タブとスペースの設定
Vimでは、インデントにタブを使用するかスペースを使用するかを設定することができます。その設定は以下のようになります。
- タブを使用する:
:set noexpandtab
- スペースを使用する:
:set expandtab
また、インデントの幅も設定することができます。
- インデントの幅を設定する:
:set tabstop=[数値]
ここでの[数値]にはインデントの幅として何文字分を使うかを指定します。
自動インデントの設定
Vimでは、自動でインデントを行う設定も可能です。
- 自動インデントを有効にする:
:set autoindent
- 自動インデントを無効にする:
:set noautoindent
この設定により、新しい行を作成した時に前の行のインデントを引き継ぐことができます。
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まとめ
以上、Vimのインデント関連の操作方法について詳しく解説しました。インデントはコードの可読性を大きく左右しますので、Vimのインデント操作を習得することで、より効率的なコーディングが可能になります。
vimの練習
下記のSTARTボタンをクリックするとvimのコマンドの練習ができます。ここで繰り返しvimでの操作の練習をしてスムーズに使いこなせるようになりましょう。
下のスタートボタンを押して練習モードに入ります。
STARTSTOP
※入力モード切り替え ctrl + shift + alt + space
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※推奨ブラウザ Google Chrome
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