【エクセル】STDEV.P関数の使い方(母集団の標準偏差を取得)

Excelはデータ分析や計算処理に非常に便利なツールですが、その多機能性ゆえに初心者にとっては使い方がわかりにくい場合もあります。特に統計分析を行う際には、正確なデータのばらつきを知ることが重要です。この記事では、エクセルのSTDEV.P関数を使って母集団の標準偏差を取得する方法を詳しく解説します。データ分析において正確な結果を得るために、ぜひ覚えておきましょう。

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目次

STDEV.P関数とは

STDEV.P関数はエクセルの統計関数の一つであり、母集団の標準偏差を計算するために使用されます。標準偏差は、データのばらつきの度合いを表す指標であり、平均値から各データ点までの差の二乗平均の平方根として求められます。母集団の標準偏差は、集団全体のデータに対して計算されるため、正確な結果を得ることができます。
この関数の対応バージョンはExcel 2010以降です

STDEV.P関数の構文

=STDEV.P(数値1,数値2…)
  • 数値1:サンプルの最初の数値、またはセル参照を指定します。
  • 数値2:2つ目以降は省略可能です。サンプルの2番めの数値またはセル参照を指定します。最大で255個の数値を指定できます。

STDEV.P関数の使用例

具体的な例を挙げながらSTDEV.P関数の使い方を解説します。

例えば、A1からA10までのセルにデータが入力されている場合、以下の手順でSTDEV.P関数を使用します。

  1. セルB1を選択します。
  2. 関数バーに「=STDEV.P(A1:A10)」と入力します。
  3. Enterキーを押すと、計算結果がセルB1に表示されます。

STDEV.P関数は、選択したデータ範囲の母集団の標準偏差を正確に計算し、結果を返します。データ分析や統計処理において、正確なデータのばらつきを知ることは重要です。

STDEV.P関数の要点

  • STDEV.P関数は、論理値とテキストを無視して、n法を使用して標準偏差を計算します。
  • STDEV.P関数は、データが母集団全体であると想定しています。データがサンプルのみの場合は、STDEV.S関数を使用して ください。
  • 引数には範囲、配列、または数値を含む参照として指定できます。
  • 論理値や数値、あるいはその両方を無視せず評価するには、STDEVA関数を使用します。

この記事では、エクセルのSTDEV.P関数を使用して母集団の標準偏差を取得する方法について解説しました。STDEV.P関数は統計処理において欠かせないツールであり、正確なデータ分析を行う上で重要な役割を果たします。データのばらつきを正確に把握することで、より信頼性の高い結果を得ることができます。エクセルのSTDEV.P関数を使いこなして、効率的なデータ解析を行いましょう。

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