LinaxやmacOSなどで特に利用されるUNIXコマンドを使った様々な操作ができるターミナルの基本操作まとめました。プレビューを見ながら直感的に練習ができる機能もありますのでまずは試してみてください。きっとすぐに覚えられるはずです。
中身が空のファイルを作成するコマンド。例えば、「index.html」という空のファイルを作成するときは「touch index.html」と打ちます。
空ファイルを新規作成(style.css) | touch style.css |
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新しいディレクトリ(フォルダ)を作成するコマンドです。覚え方としてはmake directoryの略だと覚えておくとスムーズに覚えられます。例えば「css」というディレクトリを新規作成したいときは「mkdir css」とコマンドを打ちます。
ディレクトリを新規作成(jsディレクトリ) | mkdir js |
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cdはchange directoryの略と覚えればスムーズに覚えることができます。cdとだけコマンドを打つとホームディレクトリに移動し、cdのあと半角スペースを挟んでディレクトリ名を入力すると、そのディレクトリ移動します。
特定ディレクトリに移動(cssディレクトリ) | cd css |
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一つ上のディレクトリに移動 | cd .. |
ホームディレクトリに移動 | cd |
mvはmoveの略と覚えれば覚えやすいでしょう。ファイル名を変更したり、ファイルを移動したりと入力の仕方によって挙動が変わってくるコマンドです。最初は少し覚えにくいかもしれませんが。しっかり覚えていきましょう。ファイルを特定ディレクトリに移動する場合はファイル名の後に半角スペースで区切って相対パスで指定します。
特定ファイルを移動する(script.jsをjsディレクトリに移動) | mv script.js js |
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ファイル名を変更する(index.htmlをindex2.htmlに変更する) | mv index.html index2.html |
ファイルを削除するコマンド。rmはremoveの略と覚えればおそらく一発で覚えられると思います。複数のファイルを指定すれば複数ファイルを一気に消去することが可能です。またオプションを-rを加えるとディレクトリの消去も可能です。このコマンドの怖いところは削除した際にゴミ箱を経由せずにそのまま削除されてしまうので行う際は慎重に。
ファイルを削除する(style.cssを削除する) | rm style.css |
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複数ファイルを削除する(style.cssとscript.jsを削除する) | rm style.css script.js |
ディレクトリを削除する(cssディレクトリを削除する) | rm -r css |
ディレクトリ(フォルダ)を削除するコマンド。rmdirはremove directoryと覚えればスムーズに覚えられます。削除する場合もディレクトリの中身も削除されるので注意が必要です、またrmコマンド同様にゴミ箱を経由せずに消去されるので十分注意して作業を進めましょう。
ディレクトリを消去する(cssディレクトリを消去) | rmdir css |
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ファイルまたはディレクトリをコピーするコマンド。ディレクトリをコピーする場合は-rとオプションを入力します。cpはcopyの略と覚えておけば覚えやすいです。
ファイルをコピーする(style.cssをコピーしてstyle2.cssを作成) | cp style.css style2.css |
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ディレクトリごとコピーする(cssフォルダをコピーしてcss2フォルダに) | cp -r css css2 |
ターミナル上での現在ディレクトリ(フォルダ)のファイルやディレクトリの一覧を表示するコマンド。lsはlistの略と覚えれば覚えやすいです。
現在ディレクトリのファイル一覧を表示 | ls |
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隠しファイルも含めてファイル一覧を詳細表示 | ls -all |
現在ディレクトリのパスを表示するコマンド。Finderなどで開くときに必要になる時があるので便利です。pwdはprint working directoryと覚えれば一発で覚えられます。
カレントディレクトリ(現在フォルダ)のパスを表示 | pwd |
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ターミナル上の文字を一括で消去するコマンド。コマンド自体はキャンセルされるわけではなく、単純に表示をきれいにするためのコマンドです。私はゴチャゴチャするのが嫌なので結構頻繁にクリアしています。
ターミナル上の文字を消去 | clear |
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