ビジネスにおいて非常によく使われるExcelで覚えて欲しいショートカットをまとめてみました。
ショートカットは頭で覚えるだけでなく体で覚えるのが何より大事。当サイトは直感的に練習できるのでまずは練習を試してみてください。そして当サイトで定期的に繰り返し練習することをおすすめします。
Excelのブックに関するショートカットキーです。
Excelにおいてブックとはシートが複数集まったデータのことを指します。わかりやすく言うと1つのファイル単位をブックと呼びます。
ブックを開く | Windowsctrlo |
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mac | |
ブックを閉じる | Windowsctrlw |
mac | |
ブックを保存する | Windowsctrls |
mac |
一つ前に状態に戻すショートカットです。一般的によく知られるショートカットで、他のアプリケーションでも大抵が同じコマンドです。
Excelの場合はこのコマンドを繰り返すと編集履歴の過去を辿ることができます。
上書き保存を実行してもその履歴はリセットされませんがブックを一回閉じてしまうと再度開いた時には編集履歴はリセットされているので注意が必要です。
元に戻す | Windowsctrlz |
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mac |
一般的なショートカットですが、Excelの場合はセルの選択モードとセル内の編集モードですこし挙動が違います。
セルの選択モード時はセル内の書式(装飾)の情報も取得します。セル内の編集モードの時は書式の影響はうけずに編集できるので状況によって使い分けが必要です。
コピー | Windowsctrlc |
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mac | |
貼り付け | Windowsctrlv |
mac | |
切り取り | Windowsctrlx |
mac |
検索や置換のダイヤログを表示するショートカットです。範囲や検索方向、検索対象などのオプションを設定することも可能です。
選択範囲を指定した状態で検索または置換を実行すると選択した範囲のみで検索ができるので状況によって使い分けが必要です。
検索する | Windowsctrlf |
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mac | |
置換する | Windowsctrlh |
mac |
セル内で改行する場合に必須のショートカットです。セル内の編集モードの時にEnterキーだけで改行しようとすると編集モードから抜けて下のセルを選択してしまいます。
同じセル内で改行する | WindowsaltEnter |
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mac |
覚えておけば効率よく編集できるテキスト装飾系のショートカットです。セルそのものを選択している場合と、セル編集モードで個別文字を選択している場合とで挙動が違います。
セルそのものを選択している時は、セル内の文字全てに適用されます。反対にセル編集モードで個別文字を選択している場合は選択している文字のみに適応されいます。
太字にする | Windowsctrlb |
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mac | |
斜体にする | Windowsctrli |
mac | |
下線を引く | Windowsctrlu |
mac | |
打消し線を引く | Windowsctrl5 |
mac |
知っていると意外と便利なのがセルの移動のショートカット。このショートカットを覚えておけばホームポジションから指を離さずにセル移動ができるので覚えておくとストレスなく作業ができるようになります。
右に移動 | WindowsTAB |
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macTAB | |
左に移動 | WindowsshiftTAB |
mac | |
下に移動 | WindowsEnter |
macEnter | |
上に移動 | WindowsshiftEnter |
mac |
行や列を非表示にするショートカットです。行や列ごと選択をして右クリックを押下して「表示しない」を選択するという一連の作業がコマンド一つでできます。
カーソル「行」を非表示にする | Windowsctrl9 |
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mac | |
カーソル「列」を非表示にする | Windowsctrl0 |
mac |
セルの選択範囲を拡張するためのショートカットです。複数のセルに対して編集したい場合に使います。
選択範囲を 一つ上に拡張する。 | Windowsshift↑ |
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mac | |
選択範囲を 一つ右に拡張する。 | Windowsshift→ |
mac | |
選択範囲を 一つ下に拡張する。 | Windowsshift↓ |
mac | |
選択範囲を 一つ左に拡張する。 | Windowsshift← |
mac |
データ領域内を端まで移動できるショートカットです。値が入っているところから移動の場合は値が入っているセルの端まで移動し、値が入っていないところから移動する場合は値が入っていないセルの端まで一気に移動します。
現在のデータ領域内の先頭行に移動する | Windowsctrl↑ |
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mac | |
現在のデータ領域内の左端列に移動する | Windowsctrl← |
mac | |
現在のデータ領域内の末尾行に移動する | Windowsctrl↓ |
mac | |
現在のデータ領域内の右端列に移動する | Windowsctrl→ |
mac |
上記ショートカットの応用です。選択範囲をデータ領域内の端まで伸ばしたい時に使用するショートカットです。
選択範囲を現在のデータ領域内の先頭行にまで拡張する | WindowsCtrlshift↑ |
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mac | |
選択範囲を現在のデータ領域内の左端列にまで拡張する | WindowsCtrlshift← |
mac | |
選択範囲を現在のデータ領域内の末尾行にまで拡張する | WindowsCtrlshift↓ |
mac | |
選択範囲を現在のデータ領域内の右端列にまで拡張する | WindowsCtrlshift→ |
mac |
通常は選択項目があるセルはマウスで▼ボタンを押下して選択一覧を出しますが、このショートカットを使えばマウスを使うことなく選択ができます。
入力規則オプションの一覧を開く | Windowsalt↓ |
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mac |
「数値」「通貨」「文字列」などのセルの書式設定ができるダイヤログを開くショートカットです。ダイヤログを出したあとも矢印キーで選択してENTERで決定できるので、マウスを使わずに書式の変更可能です。
「セルの書式設定」ダイアログボックスを開く | Windowsctrl1 |
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mac |
セル内の文字を編集したいときに、すぐに編集モードに移行できるショートカットです。セルの中身を編集したい時にこのショートカットを使えば1アクション節約できます。作業効率がかなり上がるので必ず覚えておきたいショートカットです。
このショートカットで選択した場合は一番後方がアクティブになるのですぐに文字の追加ができます。
アクティブセルを編集し、セルの内容の末尾にカーソルを移動 | WindowsF2 |
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macF2 |
このショートカットは選択されているセルの状況によって挙動が変わります。セルを単数、複数選択している場合はダイヤログボックスが出ますが、行や列全体を選択している場合はダイヤログボックスが出ずにそのまま空白行が追加されたり、削除されたりします。
[挿入] ダイアログを開く | Windowsctrlshift「+」 |
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mac | |
[削除] ダイアログを開く | Windowsctrl「-」 |
mac |
現在のカーソルを基点に列全体か行全体に選択範囲を拡張するショートカットです。列・行全体を選択したあと、上記「挿入」「削除」のショートカットを使えば、そのまま追加や削除ができますので、セットで覚えておきましょう。
選択範囲を列全体に拡張する。 | Windowsctrlspace |
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mac | |
選択範囲を行全体に拡張する。 | Windowsshiftspace |
mac |
上記でも紹介していますが、列や行を選択している状態で、「挿入」「削除」のショートカットを使うとダイヤログが出ずそのまま「挿入」「削除」の動作が行えます。覚えておくと非常に便利です。
また行・列でコピー・カットをしている状態で行・列の追加を行うとコピー・カットの内容がそのまま挿入されます。
【列または行を選択した状態で】空白の列を追加する | Windowsctrlshift「+」 |
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mac | |
【列または行を選択した状態で】空白の行を削除する | Windowsctrl「-」 |
mac |
他のセルからコピーしてきた情報をペーストするときに形式を選択できるショートカットです。これを知っていると貼り付けてから形式を選択するよりも早く作業を行えます。
【形式を選択して貼り付け】ダイヤログを開く | Windowsctrlaltv |
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mac |
「セルを結合して中央揃えにする」などの特殊なアクションを繰り返し行えるショートカットです。複数箇所に同じアクションを行いたい時に非常に便利です。
【可能であれば】直前のコマンドまたは操作を繰り返す。 | Windowsctrly |
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mac |
選択したセルの外枠に罫線を追加したり削除したりするショートカット。複数セルを選択していたら、その外枠だけに罫線が追加されます。
すでに外枠罫線が適用されている状態であれば、罫線を削除する挙動になります。
選択したセルに外枠罫線を適用する | Windowsctrlshift& |
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mac |
同じブック内(ファイル内)の下部のタブで区切られているシートを切り替えるショートカットです。覚えておけば、わざわざ下部のタブをクリックして切り替える必要がなくなります。
ブック内の次のシートを選択する。 | WindowsctrlshiftPageDown |
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mac | |
ブック内の前のシートを選択する。 | WindowsctrlshiftPageUp |
mac |
セルの内容を編集する上部のボックスを1行から複数行に切り替えるショートカットです。複数行で表示している場合は1行にトグルされます。
数式バーを展開する、または折りたたむ。 | Windowsctrlshiftu |
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mac |
ひとつ上のセルの内容と書式をコピーするショートカットです。単数セルを選択している場合はその一つ上のセル内容と書式をコピーし、複数セルを選択していればその範囲内に適用されます。
[下方向へコピー]を使用して、選択範囲内のセルに一つ上のセル内容と書式をコピーする。 | Windowsctrld |
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mac |
通貨やパーセンテージなどの各書式にダイレクトに変換するショートカットです。ダイヤログを経由せずに変換できるので、覚えておけばかなり作業は捗るでしょう。
[通貨] 表示形式を適用する。 | Windowsctrlshift$ |
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mac | |
[パーセンテージ] 表示形式を適用する。 | Windowsctrlshift% |
mac | |
日付、月、および年の [日付] 表示形式を適用する。 | Windowsctrlshift# |
mac |
リンクを挿入する時に使うダイヤログを開くショートカットです。本来であれば、セルを右クリックしてコンテキストメニューから選ぶ動作が必要ですが、ショートカットを使えばすぐにダイヤログを開くことができます。
[ハイパーリンクの挿入] ダイアログを開く。 | Windowsctrlk |
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mac |
英語に対してのみにスペルチェックを行うショートカット。選択範囲を指定していなければ作業中のワークシート、選択範囲を指定していれば、その範囲でスペルチェックします。
作業中のワークシートまたは選択した範囲内のスペルをチェックする。 | WindowsF7 |
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macF7 |
現在時刻や日付を自動で入力してくれるショートカットです。書式も自動で日付になるので便利です。
現在時刻を入力する | Windowsctrl: |
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mac | |
現在の日付を入力する | Windowsctrl; |
mac |
セルへのコメントを即入力できるショートカットです。シートの説明書きなどにコメントを使用している場合は便利です。
セルのコメントを追加する。 | WindowsshiftF2 |
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mac |
選択している範囲のデータをもとにグラフを自動生成するショートカットです。それほど頻繁に使わないかもしれませんが、いざというときはクイックにグラフを作成できます。
選択範囲のデータから埋め込みグラフを作成する。 | WindowsaltF1 |
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mac |
VBAでマクロを扱う人には便利なショートカットです。
マクロを作成、実行、編集、または削除する。 | WindowsaltF8 |
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mac | |
Microsoft Visual Basic For Applications エディターを開く。 | WindowsaltF11 |
mac |