【エクセル】ルート(平方根)を計算する方法をわかりやすく解説
Excelでルート(平方根)を計算する方法について解説します。3つ方法があり、SQRT関数を使用する方法と「^(キャレット)」を使用する方法、POWER関数を使用する方法についてそれぞれ解説します。
SQRT関数を使ってルート(平方根)を計算する方法
SQRT関数を使ってルート(平方根)を計算する方法について解説します。
SQRT関数の説明と構文
SQRT関数は数値の正の平方根を返す関数です。構文と各引数の説明は下記です。引数は一つのみとなります。
- 数値:平方根を求めたい数値を指定します。
GIFアニメーションでざっくり手順確認
まずは下記GIFアニメーションをざっくりと確認し全体の流れを掴んでください。その下に手順詳細を解説します。

手順1:空白セルを選択
数式を入力するための空白セルを選択します。

手順2:「=SQRT(」を入力
SQRT関数を使うために「=SQRT(」と入力します。

手順3:平方根を求めたい数値を指定
平方根を求めたい数値を指定します。今回は2の平方根を求めたいので「2」と指定します。

手順4:「)」で関数を閉じる

手順5:ENTERキーを押下し、2の平方根が計算できました。

「^(キャレット)」を使ってルート(平方根)を計算する方法
「^(キャレット)」を使ってルート(平方根)を計算する方法について解説します。「^(キャレット)」は本来、累乗の記号ですが、「0.5」を指定することで平方根を求めることができます。下記では例として2のルート(平方根)を求めます。
GIFアニメーションでざっくり手順確認
まずは下記GIFアニメーションをざっくりと確認し全体の流れを掴んでください。その下に手順詳細を解説します。

手順1:空白セルを選択
数式を入力するセルを選択します。

手順2:「=」を入力
数式であることを表すために「=」を入力します。

手順3:平方根を求めたい数値を入力
平方根を求めたい数値を指定します。この例の場合は2のルート(平方根)を求めたいので「2」を指定します。

手順4:「^0.5」と入力
「^(キャレット)」は本来は累乗を求める記号ですが、「0.5」を指定することでルート(平方根)を求めることができます。

手順5:ENTERキーを押下し、ルート(平方根)を表示

POWER関数を使ってルート(平方根)を計算する方法
POWER関数を使ってルート(平方根)を計算する方法について解説します。POWER関数は累乗を計算するための関数ですが、「0.5」を指数として設定することでルート(平方根)の計算ができます。
POWER関数の説明と構文
POWER関数数値を累乗した値を返す関数です。構文と各引数の説明は下記です。
- 数値:累乗する元の数値を指定します。
- 指数:乗の指数を指定します。何乗するかを指定をする箇所で2乗であれば2を指定します。
GIFアニメーションでざっくり手順確認
まずは下記GIFアニメーションをざっくりと確認し全体の流れを掴んでください。その下に手順詳細を解説します。

手順1:空白セルを選択
数式を入力するための空白セルを選択します。

手順2:「=POWER(」を入力
POWER関数を使うために「=POWER(」と入力します。

手順3:平方根を求めたい数値を指定
平方根を求めたい数値を指定します。今回は2の平方根を求めたいので「2」と指定します。

手順4:「,」で区切り、「0.5」と入力
「,」で区切り、「0.5」と入力します。本来は2つ目の引数(設定値)は累乗を設定しますが、「0.5」を指定することでルート(平方根)を求めることができます。

手順5:「)」で関数を閉じる

手順6:ENTERキーを押下し、2の平方根が計算できました。

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平方根の計算方法をわかりやすく解説している動画です。3分エクセルと謳っているだけあり、すぐに理解することができますので、おすすめです。
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